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日本カー・オブ・ザ・イヤーでは“圏外”だったけど…今の時代を象徴する、見どころの多いクルマ5選

日本カー・オブ・ザ・イヤーでは“圏外”だったけど…今の時代を象徴する、見どころの多いクルマ5選

スズキ スペーシアカスタム / ホンダ アコード / トヨタ クラウン(セダン) / クラウン(スポーツ)

LMやクラウンは高級車像の変質を象徴している

最初に紹介するのは、レクサス「LM」です。トヨタ「アルファード」によってミニバンを役員車などのショーファーカーとして活用することは当たり前になりました。

かつてLLクラスのミニバンは「高価格車ではあるけれど、高級車ではない」と批判的に評価されることもありましたが、時代は完全に変わりました。いまやLLクラスのミニバンこそVIPがリアに座る高級車のあるべき姿であって、ステータスシンボルとなっています。

そうした変化を象徴するのが、トヨタのプレミアムブランド「レクサス」から登場したスライドドア車「LM」であることは間違いありません。クルマ社会の変化やトレンドを重視するのであればレクサスLMこそ2024年を代表するモデルとしてふさわしいと思うのです。

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>>“10ベスト圏外”だった「いいクルマ」を写真でチェックする

同時に、日本における高級車の象徴として長年ポジションを確立してきたトヨタ「クラウン」の変質も、そうしたトレンドの変化を示しています。

たとえば、2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤーには「クラウン(セダン)」と「クラウン(スポーツ)」がノミネートされていましたが、いずれも10ベストに選ばれることはありませんでした。

そして、ハッチバックボディのクラウン(スポーツ)については、明るいレッドをイメージカラーとするなどクラウンらしからぬ部分があり「違う名前でよかったのでは?」という声もあるようです。

たしかにリアシートは広いわけではありませんし、スタイリングもクロスオーバーSUV~ホットハッチといったイメージで、クラウンの要素は感じづらいかもしれません。

しかしながら、クラウン(スポーツ)のハイブリッドモデルの運転席に座ると、クラウンオーナーにはおなじみの装備が助手席の側面に確認できます。そうです、助手席のリクライニングやスライドの電動調整スイッチが、クラウン伝統のポジションに残っています。外から見ていると「クラウンらしくない」と思うかもしれませんが、クラウンオーナーが乗り換えると「おお、これはクラウンだ」と感じる作り込みがされています。

そして、クラウン(スポーツ)のような、クラウンオーナーに向けた新しい選択肢が生まれた背景には、前述したLMのような高級スライドドア車がが受け入れられるようになった影響も無視できません。高級車のカタチが変化していく中で、パーソナルユースでクラウンを選んできたようなオーナー層へ向けた新提案が必要になったと言えます。

その意味で、LMとクラウン(スポーツ)が同じタイミングで登場したことはセットで理解したほうが良い、注目すべき動向なのかもしれません。

(次のページに続く)

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  • 2024/12/29 08:48

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    メーカーの鞄持ちみたいな選考委員が選ぶ「日本カー・オブ・ザ・イヤー」なんて、全く意味がないと思う。
  • 2024/12/29 08:20

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    いい車だらけの年でした。25年は谷間年で新型少なくなるのでJ-COTY獲りやすくはなりますが
    来年だと一層、メディア以外には見向きもされないかもしれませんねCOTY
  • 2024/12/29 13:06

    違反報告

    10ベストカーに選ばれたことが個人的に謎だったのは、ランクル250とトライトン。ハイブリッドでもEVでもない上にキャラクターがよく似たこの2台が選ばれたのに、クラウンセダンやアコード、LMが選ばれなかったのは不思議で仕方ない。高価格ながら販売台数が好調なこれらの国産車こそ、真に10ベストカーにふさわしいと思うが…

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