【結論】中国と開発した「マツダ6e」が「マツダ6」後継モデルとして日本発売される可能性が低い複数の理由
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 54
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2025年1月10日、マツダはバッテリー電気自動車(BEV)となる新型セダン「マツダ6e」の欧州市場導入を発表しました。発売予定は今夏。
同社のセダンといえば、「マツダ6」の国内向け生産が2024年4月に終了していますが、6eの現時点で日本市場への導入予定は明かされていません。マツダ6eはどんなクルマで、日本展開の可能性やマツダの戦略はどうなっているのでしょうか。
2024年4月、マツダと長安汽車の合弁会社である長安マツダが開発・生産を手掛ける「EZ-6」が中国の北京モーターショーで初公開されました。欧州版マツダ6eの中国モデルにしてオリジナルとも言えるEZ-6は長安マツダが手掛ける第一弾のモデルであり、マツダ独自の「魂動(こどう)デザイン」の最新世代としても高く評価されています。
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EZ-6は中国でいうNEV=新エネルギー車で、BEVとプラグインハイブリッドモデル(PHEV)の2種類があり、BEVモデルは50:50という理想的な前後重量配分を実現しているといいます。フロントにストラット、リアにはマルチリンクというサスペンションを採用し、高速走行時に安定性を向上させる電動リアスポイラーも装備。航続距離についてはBEVモデルが一充電あたり約600km、PHEVモデルは1回の給油で1000km以上を想定しています。
EZ-6のボディサイズは全長4921×全幅1890×全高1485mm。国内向けのマツダ6が全長4865×全幅1840×全高1450mmでしたから、全体的に一回り大きなサイズ感となっています。4ドアながらもサイドから見るとクーペにも見える流麗なスタイリングは、マツダ独自の魂動デザインを継承しつつ、新世代の電動車らしい未来感とセダンとして相応しい落ち着きを両立しています。
また、車外からでも音声操作が可能なインテリジェントパーキング機能、音声、タッチ、ジェスチャーと、様々な方法での操作が可能なスマートキャビンなど、スマート技術と高度な運転支援機能を装備しています。
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