ポルシェ911、ベストバイのモデルはどれだ!?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:菊池 貴之
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ところで、997型にと比べるとボディは大きくなり、991型は我慢すれば後席にも乗れるようになった。また実用性とともにパフォーマンスも大幅に進化している。カレラS(PDK)の公式データでは、ドイツのニュルブルクリンクサーキットでは7分40秒と997型GT3のタイムと同じなのだ。
日本に上陸した991型カレラS(PDK)がフルにオプションを装備した状態でも富士スピードウェイでは1分56秒、筑波サーキットでは1分3秒後半を記録した。走り易くて神経を使わなくても、ハイスピードドライブが楽しめる。
このパフォーマンスを可能としているのはアルミや超高張力鋼を適材適所に使い約80kgの軽量化に成功したボディ。軽量化だけでなく、ボディ剛性の高さも操縦性に利いている。
ポルシェの電動パワーステアリングについても言及しよう。このシステムはEPS apa(axially parallel layout:ラック軸並行式)と呼ばれるものであり、ZF社から供給される。従来の電動パワーステアリングと違って、完全にメカトロニクス化されたスポーツカー専用の電動パワーステアリングなのだ。
日本車が多く採用するコラム型ではなく、VWやメルセデスが採用するラック型でもない。コッグドベルトを使った新しい機構は、ポルシェが求めるステアフィールの手応えを見事に再現してくれる。
フェラーリに4WDが登場したようにスポーツカーが多様化し、911の世界も広がっている。サーキットで本領を発揮するGT3やスポーツ性を強調するGTSなどカレラも多様化のトレンドを突き進む。またワイドボディで差別化するターボやカレラ4の発表もカウントダウンに入った。カブリオレやタルガも991型シリーズに加わることだろう。特に今回のボディとシャシーのポテンシャルを考えると、新型911ターボの完成度は驚くほど高そうだ。
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