【知ってた？】トヨタ「ヤリス」と「ヤリスクロス」はどちらが売れているのか。未発表の販売比率を調べて検証してみた

ヤリスクロス

運転のしやすさで人気のコンパクトカーとコンパクトSUV

結果の前に、まずは両車がどんなクルマなのか、その特徴を見ていくことにしよう。

ヤリスはコンパクトカーの代表格で、「軽く・小さく・扱いやすく」をコンセプトに、日常使いに最適なボディサイズが特徴だ。1.0Lガソリン、1.5Lガソリン、1.5Lハイブリッドと3種類のパワートレーンに加え、MT車も設定されており、幅広く選ぶことができる。

ハイブリッド車はとくに燃費性能に優れ、WLTCモード燃費は日本最高の36.0km/Lを誇る。運転のしやすさも特徴で、低重心かつ高剛性のTNGAプラットフォームを採用しており、優れた操縦安定性とスポーティな走りを両立している。

ヤリスクロスはヤリスをベースとしたSUVモデル。ただし、デザインはヤリスクロス専用となっており、フロントマスクからまったく異なるスタイリングに仕上がっている。ヤリスよりも若干ボディサイズが大きく、特に荷室容量が拡大されている。

車高が高いため、運転席からの見晴らしがよく、運転がしやすいと感じる人も多い。また、悪路での走行をサポートするSNOWモードなど運転支援機能も搭載されており、アクティブな趣味を持つ人にも適している。