ウラカン試乗、スーパースポーツの未来を想う
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
エンジン形式&排気量は従来通りの5.2リッターV10DOHCノンターボ。だが、新設計で直噴システムの「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」やアイドルストップ機能を導入し、欧州複合モード燃費は12.5L/100km(8.0km/L)で、CO2排出量も290g/kmとガヤルドより優秀。しかもそれでいて最高出力は610hp! 最大トルク560Nm! と伸びているから恐ろしい。やるだろうなとは思ったがホントにパワーを上げつつ、エコ度も向上させているのだ。
さらに恐ろしいのはボディの軽量化で、アルミボディのガヤルドを刷新してまったく新しくカーボンプラスティックとアルミによるハイブリッドシャシーを採用。結果、乾燥重量で1422kg、ホワイトボディ単体では200kgを切るとも言われ、な、なんとパワーウェイトレシオはレーシングカー並みの2.33kg/hpという恐ろしさ。
「加速だけなら今のGT500より速いよ」と旧知のレーサー、中谷明彦さんがボソっと教えてくれた驚異の真実。今日の試乗舞台は富士スピードウェイ。しかも小雨交じりなのだ。試乗前に誓約書は書かされるし、ったくもう勘弁してくれよ……って気分だぜ!
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