2代目「NSX」はなぜヒットしなかったのか? 理由は“意識高い系”の技術とブランディングだった
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 177
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ホンダ「NSX」は日本が誇る名車に数えていいでしょう。
これまで初代と2代目の2世代があり、初代は1990年に発売し2005年の生産終了まで世界で1万8000台を販売。2代目は2016年から2022年にかけて3000台弱がユーザーの手に渡りました。
それにしても……です。輝かしい初代に比べて2代目はなんだかパッとしなかった。販売の数字もそうですが、存在感自体が初代の華々しい感じとはちょっと違うんですよね。
初代は「ホンダの作ったスーポーカー」として世界に衝撃を与えた存在。ホンダ車クオリティだから故障も少なければ多少メンテナンスをさぼってもグズることもなく、ATもあるから運転に特別なテクニックがなくても問題なし。シビックと同じ感覚で、それこそ奥様がスーパーへ行くことだって可能。そんな芸当は当時のフェラーリにはできませんでした。実用的なスポーツカーのポルシェだって、NSXに比べると手がかかる子でしたからね。当時は。
とにかく、初代NSXは世界中のスーパーカーやスポーツカーのメーカー、そしてそのユーザーに衝撃を与えたのでした。(次のページに続く)
#ホンダ #NSX #スーパーカー #HONDA #コルベット
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