マツダの北米向け「CX-50」がトヨタ製ハイブリッド搭載。日本のマツダ車も期待していいの?
掲載 更新 carview! 文:編集部 119
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ロータリーやスカイアクティブXなどなど「独自のパワートレーンと言えばマツダ!」という広島推しのみなさんこんにちは。ついに噂のアレが出たんですよ!
というわけで今回は7月9日に北米で発表されたマツダ「CX-50」の2025年モデルに加わるハイブリッドモデルについてサクッとお伝えします。
CX-50は2021年に公開されたFFベースの新世代SUVで、アラバマ州にある“トヨタとマツダの”合弁工場で生産されている北米向けモデルです。登場当初はワイドなオーバーフェンダーなどで全幅1900mmを超えたマッチョなデザインが話題となりました。
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そんなCX-50に今回追加されたのが「CX-50ハイブリッド」。そのハイブリッドシステムは生産工場の件からも連想できるように、2.5Lガソリン自然吸気の「ダイナミックフォースエンジン」も含めて“トヨタ製のTHS”で、RAVなどに積まれるパッケージと共通です。
ネットを見渡すとこの件でガッカリしているコアなファン層もお見掛けしますが、実はCX-50がトヨタ製ハイブリッドシステムを搭載することは、過去の北米マツダCEOの発言などでも予告されていて、サプライズというわけではありません。
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とはいえ2モーター・駆動バッテリー・遊星ギアを使った動力分割機構・電動4WDシステムのE-Fourという“トヨタTHS独自のハイブリッドシステム構成”の搭載には感慨深いものがあります。
最高出力は219hp、最大トルクは220Nm。EPA燃費は38MPG(約16.2km/L)となっていて、2.5Lガソリン車(2.5S)と比べて燃費は40%向上したとのこと。
ちなみに日本仕様のRAV4も同じ2.5Lダイナミックフォースエンジンとハイブリッドの組み合わせでシステム最大出力は222ps(=219hp)と同値。EPA燃費の39MPGもほぼ近いということで、仮に日本にCX-50ハイブリッドが導入された場合、そのWLTP燃費は日本仕様のRAV4ハイブリッドに近い20km/L前後ということになります。
(次のページで価格などを解説)
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