【一番上より142万円も安い!】三菱「アウトランダーPHEV」の最安グレード“M”はアリかナシか、装備を深堀りしてみた
掲載 carview! 文:大音 安弘 27
掲載 carview! 文:大音 安弘 27
お得感のあるMだが、5人乗り仕様のみのため、7人乗り仕様がマストだと選択外となる。アウトランダーには、G以上にはラゲッジスペース床面に収納可能な2人乗りベンチシートを備えた7人乗り仕様が設定されている。
5人乗りと7人乗りの価格差は、9万1300円なので、多少でも多人数乗車の機会がある人はあると便利と判断するだろう。そして、売却時も7人乗り仕様の方が有利という声もある。
Gで追加される装備は以下の通り。
・アダプティブLEDヘッドライト
・ヘッドライトウォッシャー
・LEDフロントターンランプ(シーケンシャル式)
・255/45R20タイヤ+20インチアルミホイール
・運転席パワーシート
・デジタルルームミラー
・ミツビシコネクト
・エレクトリックテールゲート
・ヒートポンプ式エアコン
・フェイクレザーコンビシート
・リヤウィンドウ用ロールサンシェード
・後席用充電用USBポート(タイプC×2)
・全ドアワンタッチ式パワーウィンドウ
・フロントワイパーデアイサー
・7人乗り(※5人乗りも有)
このようにGはかなり装備が充実していることが分かる。初期受注では上位グレードほど人気で、最上位の「Pエクスクルーシブパッケージ」が全体の52%を占めたという。これはアウトランダーの上級化に魅力を感じる人が多く、高級車としても捉えられていることが伺える。
繰り返しになるが、Gとの価格差は5人乗り仕様で61.6万円差、7人乗り仕様だと71.5万円差。予算を抑えながら、アウトランダーの購入が最優先ならばMは悪くない選択だ。ただ子育て世帯であれば、7人乗りの利便性や売却時のことを考慮し、Gの7人乗り仕様の方がベターだろう。
(終わり)
(写真:三菱)
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