キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ、編集部 4
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今回、16年ぶりに24時間レース(16年前は十勝)に近藤氏が復帰したのは、日本のモータースポーツをどう盛り上げていくか? という議論を豊田章男会長としている中で、豊田会長が「うちのチームで走ってみないか?」と振ったのがそもそものキッカケだそうだ。
最初は半分冗談だったが「それ面白いね!」と近藤氏が日産側に相談。日産側も「ぜひ盛り上げてください」と送り出してくれたという。
仁義に厚い近藤氏は、日産系である自チームのレーシングスーツの着用を豊田会長に相談したところ「当然だよ」と豊田会長もこれを快諾。近藤氏は「両メーカーのレースを盛り上げたい気持ちが凄い伝わってきた。20年ぶりにサイズを測ってスーツを作ったら、腹周りが2cmぐらい増えていた(笑)」と話してくれた。
現在は監督やオーガナイザーとしてレースに携わる近藤氏。久しぶりのレースの感想を聞かれると「ワクワク感しかない。やっぱりレースの1番の醍醐味は、ヘルメットをかぶってハンドルを握ってサーキットを走ることなんだな、と改めて感じた。本当に楽しい週末を過ごさせてもらっている」と語り、まもなく還暦を迎える歳になっても、その瞳は少年のように輝いていた。
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