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ジャパンキャンピングカーショー2020でいかにもっぽいキャンピングカー以外に注目してみた

災害対策としても注目のキャンピングカー

編集が見て回った範囲では思ったほど多くなかった印象であったものの、2019年に起こった自然災害を受けて災害時にも心強いキャンピングカーに注目してみました。

西尾張三菱自動車販売の「アウトランダーPHEV E:POP」。電力供給ができる車中泊カーで、プラグインハイブリッドカーであることを生かしつつ、ポップアップルーフによってSUVでも4人就寝を可能にしています。

説明によるとアウトランダーPHEVは外部からの充電なしでも、約3リッターのガソリン燃料を使ってエンジンで発電することで、搭載しているリチウムイオン電池を空の状態から満充電にすることができ、電気とガソリンが満タンの状態であれば、家庭で使用する平均的な電力の10日分をまかなうことができると謳っています。

当然、震災時だけでなく通常のキャンピングカーとして使用する場合も、家庭で使用する電化製品はほとんどの物が使用できるため、オール電化キャンプも可能でしょう。朝起きて、トースターで食パンを焼き、ポータブルIHヒーターで目玉焼きをつくり、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れ、ドライヤーで髪をセットし、夜は炊飯器で炊いたお米とホットプレートで焼肉と、なんだかいつもと変わらない気もしますが、いざという時にプライバシーを守りながら、日常的な生活ができるのは心強そうです。

次のページ>>災害対策としても有望株。DIY可能なドーム空間

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