初日で2倍の申し込みが殺到! 700万円超えの最強ハッチ「GRMNヤリス」はどんなクルマなのか?
2022/01/20 11:45 carview! 文:山本 シンヤ/写真:トヨタ自動車 434
2022/01/20 11:45 carview! 文:山本 シンヤ/写真:トヨタ自動車 434
2015年、トヨタ自動車の豊田章男社長はWRC(世界ラリー選手権)への復帰を宣言した。実はこの時、彼の頭の中にはもう一つのプロジェクトが浮かんでいた。それは「WRCマシンの血を受け継いだスポーツ4WDを創る」こと。それが「GRヤリス」である。
豊田社長は「これまでのトヨタ車は一般ユーザーのためのクルマを造り、それをレースに使えるように改造してきましたが今回は違います。初めからレースに勝つためにつくられた、ふだんでもお客さまが乗れるクルマはどうあるべきか? そんな発想で開発したモデルです。」と語るが、その実現のために、これまでのトヨタの常識を超える手法が取られた。
例えば、これまでのトヨタのルール/基準を超えた「設計」、データとドライバーコメントを紐づけした「テスト方法」、その場で直してすぐに乗ってもらう「スピード感」、プロドライバーによる「評価」、スーパーカー並みの「高精度の量産」を、コストを上げずに行なう「工夫」などなど……。
更に正式発売後もS耐やラリーを始めとするモータースポーツフィールドで鍛え続けてきた。その知見やノウハウをフィードバックさせたモデルが「GRMNヤリス」だ。
元々販売計画にはなかったと言うが、実戦で鍛えた伸び代を「ユーザーに素早く還元すべき」と言う豊田社長の強い想いからプロジェクトがスタートしたそうだ。
GRMNは「ガズー・レーシング・マイスター・オブ・ニュルブルクリンク」の略。以前からGRブランドのピラミッドの頂点に位置する「究極のスポーツ」に位置づけられる台数限定のモデルだ。例えるなら、「ポルシェ911」に対する「911RS」のようなイメージ……つまり万能なロードカー(と言っても相当戦闘力は高いが)であるGRヤリスに対して、モータースポーツを意識したスペックが与えられる。
このページの写真:GRMNヤリス“サーキットパッケージ”
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