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贅沢で欲張りなアウディ。A7&RS7スポーツバックに試乗!

何粒分ものおいしさ

4枚ドアの持ち主ながら、大きなテールゲートを備えたプロポーションは、流れるようなファストバック。かくして、「クーペのようにスタイリッシュなのにセダンのように実用的で、ユーティリティ性の高さはステーションワゴン並」と、まさに何粒分ものおいしさを狙った贅沢で欲張りなモデルが、Audi A7スポーツバックだ。

2010年誕生のこのモデルに、このほど大掛かりなリファインの手が加えられた。リファインのプログラムはA7スポーツバックに加え、実質的にはその8気筒版であるS7スポーツバックと、高性能モデルの開発と生産などを担当するアウディの子会社・クワトロ社が手掛けた、RS7スポーツバックにも適用される。

と同時に、新たなエントリーモデルとして価格を700万円台に抑えた、2リッターの4気筒エンジンを搭載するグレードが設定されたことも大きなトピック。ただし、こちらの「2.0 TFSI クワトロ」は、日本では8月以降にデリバリーが始まる。

今回は従来から継続グレードである「3.0 TFSI クワトロ」と「RS7」の2モデルをテストドライブした。

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