レクサスGSプロトタイプ、富士SWで全開試乗
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:トヨタ自動車
サーキットを走るには忌々しいスピードリミッターが解除されていたので、新型GSは富士スピードウェイのホームストレートで簡単に200km/hに達した。ハイブリッドと3.5リッターV6ガソリン車のトップスピードはともに220km/hを少し超えていたが、高速サーキットの富士スピードウェイではノンハイブリッドの「GS350」のほうがラップタイム的にも速い。そもそもハイブリッドが使う電気モーターは、低速が得意で高速が苦手というキャラクターなので、150km/h以上のスピードではエンジンが主役となる。つまり軽い車体のガソリン車のほうがハイスピードが得意なのだ。
しかし、ヘアピンカーブなどの低速コーナーの立ち上がりは電気モーターがアシストするハイブリッドが力強い。結果的にサーキットでは甲乙つけがたい性能であった。あえて言えばガソリン車はエンジン音もチューニングされているので、サーキットではハイブリッドよりも気持ちよく走れたのであった。
ところで、ハイブリッドとガソリン車の走りの違いはブレーキングに顕著に表れる。ハイブリッドはECB(電子ブレーキ)が備わるので、踏力感はガソリン車の油圧ブレーキよりも硬く、慣れないと違和感を覚える。しかし、先代のECBよりもかなり改善され、リニアな踏み応えとなったことは嬉しい。
ECBは本来は回生ブレーキのために開発されたが、最近はVDIM(VSCの進化版)との相性も良く、車両のダイナミクスのコア技術として使われている。つまり限界のコーナーリングではECBを持つハイブリッドのほうが理想的な挙動を示すことが分かった。さらにLDH(レクサスダイナミックハンドリング)という4WS(四輪操舵)が加わると、さらにダイナミクス性能は高まるのだ。
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