【アメリカも羨む日本専用】「シビックRS」はMTもエンジンも特製、400万前半の大穴モデル
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 114
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そうなると、走り好きな大人が気になるのはRSのお値段。この点、ホンダからはいまだ情報がないが、ネット上の情報では約420万円と言われている。
現行型のMT搭載グレードはエントリーグレードの「LX」が324万600円、上級の「EX」が359万400円なので、かなり痛い値上がりなのは認めざるを得ないが、専用チューンのエンジンや足回りに加えスポーティな内外装を手に入れたことを思えば、納得できる価格にも思える。
ちなみに、現行タイプRは499万7300円であり、タイプRSは標準的なグレードとタイプRの中間に位置することになりそうだ。
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では、RSにライバルはいるのか。実は欧州等でコンパクトカーの王道となるCセグメントハッチだが、国産車ではSUVに押されて既に絶滅危惧種。さらにMTを設定しているとなると「GRカローラ」と「マツダ3」ぐらいしか見当たらない。
ただ、GRカローラは300psオーバーの最高出力や500万円超えの価格を踏まえると、タイプRのライバルと位置付ける方が適当。
となると、シビックRSの比較対象となりうるのはマツダ3だろう。なかでもスポーティなハイブリッド(HV)「e-SKYACTIV X」を搭載した「X Touring」(396万4400円)が価格も近くなりそうだ。
この2台の大きな違いは駆動方式(シビックRS:FF、マツダ3:4WD)とパワートレーン(シビックRS:純ガソリン、マツダ3:MHV)。もちろん、手が込んでいるのはマツダ3の方だが、MTシフトを介してクルマを操っているダイレクト感をより深く味わえるという点ではシンプルな構成のシビックRSが有利。
さらに、一時期“究極のガソリンエンジン”とも言われた「SKYACTIV X」は価格の割に乗り味等はフツーとの評価もあるから、そうした点も踏まえると、スポーツモデル好きならシビックRSに魅力を感じる人が多そうだ。
(終わり)
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