アウディA8・速攻試乗 超絶クオリティに驚愕!
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
あまり変わり映えしないね…そのスタイリングは、きっと多くの人にそんな風に映っているのではないだろうか。しかし実物を前にすると印象は違ってくる。全長、全幅とも大きく、しかし全高は低いプロポーションはまるで地を這うかのようだし、ボディのラインや面もグッと表情が豊かになった。そして何よりフロントマスクの押し出し感が強烈。LEDポジショニングランプが強烈な印象をもたらすヘッドライト、より立体的になったシングルフレームグリルの与えるインパクトは、とても大きい。すぐにA8と解り、しかも見ていくうちに新しさがじわじわと伝わってくる。そんな外観に仕上がっている。
インテリアも、キャビンをぐるりと囲むようにアーチ状のモチーフが配されているのを除けば、水平基調のダッシュボードなど基本的なレイアウトは踏襲されている。着座位置は低く運転姿勢はスポーティ感が強いが、フードも同様に低いため前方視界は上々。この乗車感覚はライバルには無いものだ。
注目の新機軸がMMIタッチである。従来より前方に移動した操作部にはトラックパッドが用意されていて、目的地などのカナを含めた手書き入力が可能なのだ。その際、ヨットのスラストレバーがモチーフだという小型のATセレクターはパームレストとして機能する。
従来のMMIは目線を下に落とさないと操作できないスイッチの羅列でしかなく、お世辞にも使いやすいとは言えなかった。新しい操作系は左手で文字を書くのにさえ慣れれば、気分よく使いこなすことができそうだ。
それにしても圧巻なのはクオリティの高さである。素材は質が高く加工も美しい。ウッドトリムは機械研磨の後に手作業で仕上げが行われており、ステアリングホイールのレザーは手縫いだという。パーツ同士の合わせも精緻で、スイッチ類のタッチにまで神経が行き届いている。外装もそうだが、この内装は再びライバルを突き放したと言えるだろう。
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