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アウディA8・速攻試乗 超絶クオリティに驚愕!

スポーツ心を刺激する

今回試乗したのは、「3.0 TFSI クワトロ」と「4.2 FSI クワトロ」の2台。ラインナップには他にロングボディの「L 4.2 FSI クワトロ」も用意される。まずは、デビュー時の国際試乗会ではまだ用意の無かった「3.0 TFSI クワトロ」に乗り込んで走り出したら、改めてその走りの質の高さに驚かされた。

まず圧倒されるのが室内の静けさだ。乗り味自体は路面感覚を遮断したようなものではないのに、実に巧みにノイズだけを遮断している。それだけで上等なクルマに乗っているなという気分になる。

最高出力290ps、最大トルク42.8kg-mを発生する3リッター直噴スーパーチャージャー付きエンジンは、1000rpm台後半からトルクが盛り上がり始めて、アクセルペダルに軽く足を乗せただけで軽々と加速していく。この軽快感にはきめ細かな変速でトルクバンドを繋ぐ8速ATの効果も大きいに違いない。

フットワークもスポーツ心を刺激する仕上がりだ。ステアリングを切った方にノーズが素直に入っていくし、立ち上がりではリアから押し出すような駆動感が心地良い。乱暴に言えば良く出来た、すこぶる安定しているFR車のようなフィーリングなのだ。ブレーキがすぐ匂いを発し出したり、シートもお尻が前にずれるのは気になったが、要するにそれぐらい走れるという話である。

乗り心地も絶品だ。路面の凹凸をしなやかにやり過ごしながら、車体が上下にブワブワと煽られることはない。エア容量を増やし、フリクションを減らすなど刷新されたアダプティブエアサスペンションは明らかに走りの質を向上させている。オプションの20インチを履いた車両でこの印象なのだから、標準の19インチならもっとコンフォートな乗り味に仕上がっているに違いない。

「4.2 FSI クワトロ」も基本的な印象には違いはない。低回転域の力強さでは「3.0 TFSI クワトロ」に譲るもエンジンフィールは明らかに繊細で、どちが上質感があるかと言えば、こちらになる。この辺りは、もはや好みでどうぞというところだ。

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