シャトルが首位獲得でワゴン部門トップが22ヶ月ぶりに交代【ボディタイプ別売れ筋・7月】

セダン／ファストバック：トヨタ／レクサス車がトップ5を独占

セダン／ファストバック部門は、計2万7719台が登録され、登録車全体に占めるシェアは11.8％と0.3ポイント上昇した。ただ全体に市場の動きは少なく、トップ5の顔ぶれと順位は前月から変化がなかった。

首位は前月比約8％の伸びを示した「トヨタ プリウス」。昨年12月のマイナーチェンジで勢いを取り戻し、登録台数は1万1820台と、セダン部門のみならず登録車全体の最多をマークした。マイナーチェンジで万人受けするデザインを取り入れたのが奏功している模様だ。

2位は「トヨタ クラウン」。前月比約1割減と、緩やかな右肩下がりの局面となってきている。この流れに歯止めをかけるかのようにトヨタは7月8日にクラウンの特別仕様車を発売しており、来月以降、台数が回復するかに注目だ。

3位は「カローラアクシオ」。登録台数は前月とほぼ同水準の2260台。なおカローラ（セダンおよびワゴン）は、秋にフルモデルチェンジを控えており、販売店のホームページすでに次期モデルの告知を開始している。4位は「トヨタ カムリ」、5位は「レクサス ES300h」の順。ESは高価格帯モデルながら前月比約37％増と好調で、最近はレクサスの販売を支える重要な役割を担っている。

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