「やっちゃえ日産」よ再び! 余計なお世話は承知の上で、今必要なのはe-POWERだけじゃなくてこんなクルマ
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 227
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とはいえ、次期GT-Rまではもう少し時間がかかることでしょう。
そこで日産のフラッグシップとして“なるはや”で投入すべきモデルがあります。それは新型「パトロール」。かつて日本で「サファリ」として販売されていた大型SUVで、海外では今でもパトロールとして販売されているのです。しかも2024年秋にフルモデルチェンジし、車体設計まで刷新したばかり。
トップモデルのエンジンは新設計で、実質的に「スカイライン400R」や「フェアレディZ」用エンジンの排気量アップ版ともいえる「VR35DDTT」なんですよ。最高出力は456㎰で、最大トルクは700Nm(つまりパフォーマンスは「ランドクルーザー300」超え!)。
そんな新型パトロール、日産を印象付けるアイコンとして一刻も早く日本導入すべきでは? これを「The日産」として国内でアピールしない手はない。
もちろん多く売れるモデルではないと思いますが、大切なのはそこじゃない。日産車にもこういう「憧れ」があるということを世に知らせないといけないのです。
右ハンドル仕様もあるし、なにより日本で作っているのだから導入のハードルはそう高くないはず。しっかり利益が出せる価格設定で(1000万くらいになっても仕方ない)、日本でぜひ売ってほしいですね。
いずれにせよ、日産には一刻も早く元気になってほしいと願うばかり。だって日本の自動車業界は、やっぱり元気な日産がいないとつまらないじゃないですか。
(終わり)
(写真:日産、トヨタ、ホンダ)
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