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新型シトロエンC3は、デザインと同じく走り味もユニークだった

落ち着きの中に洒落っ気もあるインテリア

運転席に乗り込むと、普通のハッチバックよりやや高め、でもSUVよりはちょっと低めという、微妙なドライビングポジションに落ち着く。シート自体は昔のフランス車のようにソフトなものではなく、適度なコシとハリを感じさせる座り心地である。

インテリアのデザインは水平基調の落ち着いたもので、フランス車らしい洒落っ気も感じさせる。なかでもこのDebut Editionの場合、ダッシュやシート前端に配されたイミテーションレザーのトリムが、ちょっとした高級感を演出している。

リアシートをチェックすると、レッグルームは特に広いという印象はなく、まずまずというところだが、左右の幅とヘッドルームには充分な余裕がある。ラゲッジルーム容量は300Lで、全長4m以下のハッチバックとしては広い方だろうと思う。

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