スズキ エブリイワゴンの乗り心地とは?特徴やレビューを一挙公開【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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スズキ エブリイワゴンは、街乗りからアウトドアまで活用シーンの広い人気の高い車です。乗り心地も高く、使い勝手も良いと人気を集めます。キャンピングカーとしても利用できるので、検討したことのある方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、スズキ エブリイワゴンの特徴や乗り心地をご紹介します。オーナーレビューや中古車相場なども合わせて解説しますので、ご検討中の方は細かい情報をチェックしてください。
目次
エブリイと聞くと、商用車を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、エブリイにはバンタイプの商用モデル以外にも、ワゴンタイプの乗用モデルもあります。この2種類がどのように違うのか、知らないという方もいるでしょう。
ここでは、エブリイワゴンの歴史や特徴、どのような方におすすめの車かを解説します。
スズキ エブリイワゴンは軽自動車で、現行モデルはエブリイワゴンとしては3代目・エブリイとしては通算12代目です。
車名の由来は「あらゆる」を意味するeveryから来ており、軽快な走行性能と高い積載能力を目指して作られています。そのため、販売当初は商用車として展開されていました。
エブリイワゴンの元祖となるモデルは、1964年から販売されていたスズライトキャリイバンです。そして、1982年に7代目キャリイバンのマイナーチェンジによって誕生したのがキャリイバン・エブリイでした。初めてエブリイの名前を冠したモデルであり、初代エブリイにあたります。
そして、1999年に10代目エブリイとして追加されたのが初代エブリイワゴンです。そこから、改良が重ねられ、現行モデルのエブリイワゴンは2015年に販売開始されました。
エブリイと聞くと、商用モデルと乗用モデルの両方を混同する方が多いかもしれません。しかし、エブリイは商用モデルを指し、エブリイワゴンは乗用モデルを指します。商用と乗用モデルが大きく異なる点は、パワートレインや装備です。
商用モデルの場合、エンジンにNAエンジンのみの設定や小径タイヤの採用、燃費性能に優れている点が特徴です。また、内装の装飾がありません。
乗用であるエブリイワゴンは、商用モデルであるエブリイを基盤に作られたモデルです。エンジンはターボエンジンのみ展開されています。また、内装・外装が装飾されている点も、商用と大きく異なるポイントです。
エブリイワゴンは、街乗りだけでなくキャンプなどのアウトドアシーンなどでの使用を目的としている方や、自由なカスタマイズを楽しみたい方にもおすすめです。
広い室内で多彩なシートアレンジが楽しめます。また、ベッドセットやプライバシーシェードをはじめとするアウトドアで使えるアクセサリー類も豊富なため、カスタマイズも可能です。車中泊などのアウトドア使用を目的している方は、ぜひ検討してみましょう。
価格は150万円台~と、比較的安く購入が可能です。コストパフォーマンスにも優れています。
エブリイワゴンの心地良い乗り心地を支えるポイントは、ストレスフリーなエンジンと快適に過ごせる室内空間の2つです。
ここでは、この2つのポイントを詳しく解説します。快適な乗り心地を支えるポイントをチェックし、車選びの参考にしてください。
エブリイワゴンに搭載するエンジンは、最大出力47kW(64PS)/6,000rpm・最大トルク95N・m(9.7kg・m)/3,000rpmを発揮するターボエンジンです。NAエンジンのエブリイは、最大出力36kW(49PS)/6,200rpm・最大トルク60N・m(6.1kg・m)/4,000rpmであるため、数値を比較するとパワフルであることが分かるでしょう。
軽自動車での高速走行は、加速に物足りなさを感じることが多いかもしれません。しかし、エブリイワゴンであれば全車ターボモデルのため加速力も申し分なく、快適な走行が可能です。燃費もWLTCモードで13.3km/Lと、十分な数値と言えるでしょう。
エブリイワゴンは室内の広さも魅力のひとつです。室内長2,240mm×室内幅1,355mm×室内高1,420mmの広さを持ち、前席・後席どちらに座ってもゆとりを感じる設計となっています。
リヤシートのシートスライドは180mmの幅が設けられており、足元は十分にゆとりあるスペースです。また、前後の乗員間距離は1,080mm確保しており窮屈さを感じません。インパネシフトの採用により、前席での移動も簡単なウォークスルーとなっています。
エブリイワゴンは、乗り心地だけでなく利便性や快適性にも注目するのがおすすめです。完全なフルフラットにならない車種も多い中、エブリイワゴンはシートアレンジ次第で車中泊も快適にこなせます。
ここでは、シートアレンジ・利便性・安全性能についてご紹介します。
エブリイワゴンでは、目的に応じて多彩なシートアレンジが楽しめる設計です。広い荷室を活かした1人~4人乗車+荷物のアレンジでは、4人乗車の状態でも余裕ある荷室で大容量の荷物を積んで移動できます。
助手席前倒し機構を使用すればフラットになります。直尺物などの荷物を積めない、という心配はありません。また、全席を倒してフルフラットにすることもできるため、レジャーや車中泊で利用を考えている方にも便利です。
乗降をアシストする多彩な機能も、エブリイワゴンの魅力です。
乗降アシストとしては、ステップとグリップ、スライドドアです。エブリイワゴンには乗降ステップグリップを搭載しており、最上級グレードになればドアの開閉に応じて自動で展開・格納してくれます。
また、スライドドアには自動的に最後まで閉めてくれる「スライドドアクルーザー機能」も搭載です。そのため、荷物を持った状況でも半ドアになることなく閉められ、快適に乗降できます。
エブリイワゴンには、スズキセーフティサポートと呼ばれる予防安全技術が全グレードに標準装備です。
スズキセーフティサポートは、フロントウインドウ内側にあるレーザーレーダーを使ったものであり、衝突被害軽減ブレーキ・誤発進抑制機能・車線逸脱警報機能・ハイビームアシストなどいくつかの機能をあわせ持ちます。
中でも衝突被害軽減ブレーキ機能は、クラス初の採用です。坂道で車が後ろに下がる現象を抑制するヒルホールドコントロール機能も全グレードで標準装備しています。
快適な乗り心地に配慮し、多彩な機能を搭載するエブリイワゴンの詳しい情報を知るためにも、オーナーレビューもチェックしましょう。
実際に使っている方の意見は非常に役に立つ情報です。使用目的にも合うかどうかを、判断する材料にもなるため参考にしてください。
carview!に寄せられたエブリイワゴンの運転に関するレビューでは、視認性や加速力への高評価が多い傾向です。
内容には『視界がいいのと、荷室も広いし、そこそこ速いので運転は楽しいです』や『仕事で毎日乗ってますが、高速の合流や坂道は楽に走れて良いですね』といったものがありました。
carview!に寄せられた口コミには、広さに関するレビューも多くあります。
『リヤシートが広い上にラゲッジも広い ハッチバックだから荷物積み降ろしが楽』や『とにかく広い後席も広いし荷室も広い』といった内容も非常に多くありました。
アウトドアなどで使用する方からのレビューだったため、キャンプなどのシーンでの使い勝手の良さが気になる方は参考にしましょう。
レビューの確認ができたら、実際にお買い得なエブリイワゴンを探してみましょう。お得に購入を考えるのであれば、中古車がおすすめです。ここではエブリイワゴンのスペック・中古車相場・中古車を探す方法を解説します。
エブリイワゴンの最新中古車相場
エブリイワゴンのスペックは下記のとおりです。
JC08モード走行:15.0~16.4
WLTCモード走行:13.3
新車価格帯は156万9,700円~192万9,400円、2022年11月時点の中古車相場は24.8万円~312万円となります。
エブリイワゴンは歴史のある車のため、さらに購入費用を抑えたい場合は2代目エブリイワゴンを選びましょう。2022年11月時点の2代目エブリイワゴンの中古車相場は、9.9万円~199万円です。
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