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R8 LMS ベルリン試乗 オンボード映像も公開

R8 LMS ベルリン試乗 オンボード映像も公開

R8 LMS。ボディはアウディスペースフレーム(アルミ)とスチール製ロールバー装備。

なんと、乗り易いの一言。

ロールケージをくぐってコクピットに乗り込む。脱着式のステアリングを装着してポジションを合わせ、隣に座るインストラクターから簡単なコクピットドリル。

と言っても、説明はいたってシンプル。シフトはパドルスイッチで行う。スタート時と停止時のみクラッチを使うが、あとはクラッチ操作は必要ないとのこと。

LMSはパワステ付きでステアリングはいたって軽い。ただしブレーキはサポートがなく、重め。ちなみにこのブレーキはエンドレスの6ポット+4ポッドキャリパー&ローターが装着されている。

クラッチを踏んで右のパドルスイッチで1速へ。ガシャンというショックとともにギヤが1速に入る。ドグミッションの感触。こんなにショックが大きかったらコーナリング中のシフト操作は不安定になるのでは? なんて思ったのは杞憂だった。

シフトアップは点火制御、シフトダウンはブリッピング制御をやってくれるためショックは皆無といっていい。

まずはクラッチを慎重につなぐが、クルマが軽いし、ハンクラもちゃんと使えるイージーなセッティングだったので、意外にスムーズに発進することができた。

走らせた印象は…とても乗りやすかった。もっとドライビングの作業をする仕事場的な感じなのかと思ったら、めちゃめちゃイージー。クルマの動きも穏やかで、過敏さは皆無。フロントタイヤはもちろんリヤの応答が良いので、クルマの動き自体はシャープなのだが、解党時のノーズの動きには穏やかさがあって、素直でスムーズにクルマが向きを変えていってくれるといった感じ。

ハンドルが軽いからスムーズなステアリング操作が可能だし、クルマが暴れないから余計な修正舵も必要ない。カーブに合わせてハンドルをスムーズに切り込み、戻すだけでOK。多少攻め過ぎても、クルマの方が嫌がるような動きを見せる。すぐにスライドに結び付くようなシビアさもない。オーバースピード目にコーナーに入っていくと若干アンダーステアが強めに出てそれと知らせてくれる。しかも高速コーナーでは明らかにダウンフォースが効いているのが判る。しかも前後のバランスが良いから、単純に旋回スピードを上げられる。

ダウンフォースの感覚を含めインフォメーション性が良く、緊張を強いられずリラックスして運転できるのが良い。

パワーに関しては、パフォーマンスのすべてを開放されてはいなかったようなので、何とも言えないが、ハンドリングについては乗り易いのひとことに尽きる。

FIA GT3はほとんど車両に手を加えることができないので、いかに完成度の高いそして戦闘力のあるクルマを作るかがポイントになるそうだが、まさにそんな作り込みの良さ、完成度の高さを感じさせるクルマだった。

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