復活オデッセイに黄色信号点灯? 絶好調アルファードと比べると苦戦の理由が見えてきた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 601
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日本自動車販売協会連合会の発表によると、2023年12月のオデッセイの販売台数は1789台でした。
ホンダが設定している月間販売目標台数は1000台であるため、一見すると好調なスタートを切っているかのように思われます。
ただ、この数字には発売直後(発売は2023年12月7日)であることや販売店の展示車なども含まれていることを考えると、実際には苦戦していると考えるほうが適当のようです。

<写真:ホンダ オデッセイ 3列目シート>
では、なぜオデッセイは苦戦してしまっているのでしょうか?
販売店関係者などからの情報を総合すると、その最大の理由は、480万400円~という価格にあるようです。
新たに登場したオデッセイにはかつてのようなガソリン車が設定されておらず、ハイブリッド車のみとなっています。
ハイブリッド車としては妥当な価格設定ではありますが、手頃な価格帯のガソリン車が設定されなくなったことが、ユーザーに対して必要以上に割高感を与えてしまっていると考えられます。
また、あくまで一部改良モデルであるため、基本設計に大きな変化がないことも割高感に拍車をかけているようです。
さらに言えば、4WDの設定がないことや、セカンドシートがキャプテンシートのみとなっていること、そして納期が6か月以上と比較的長いことなども、一部のユーザーから敬遠される要因となってしまっているようです。
一方、中国製であることにネガティブな印象を持つユーザーはそれほど多くないようです。
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