復活オデッセイに黄色信号点灯? 絶好調アルファードと比べると苦戦の理由が見えてきた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 601
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それでも、オデッセイにはオデッセイならではの魅力があるのも事実です。
フロントマスクのデザインが刷新されたことでその風格はさらに増し、それでいて重心の低いスタイリングはミニバンにありがちな野暮ったさを感じさせません。
また、歴代オデッセイの特徴であった超低床プラットフォームによるスポーティな走りは健在で、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVもスムーズな加速感と高い燃費性能を両立しています。
さらに、2列目のキャプテンシートは超ロングスライドを可能としており、ライバルをしのぐほどのレッグスペースを確保することができます。
<写真:ホンダ オデッセイ 室内>
基本設計の古さから静粛性にはやや課題を感じるものの、足回りは熟成されており、完成度の高さがうかがえます。
ホンダはオデッセイに対して1000台という強気な月間販売台数目標を設定していることからもわかるように、アルファードが絶対王者として君臨しているこのカテゴリーにおいても、オデッセイに一定のニーズがあると考えているようです。
多くのユーザーを対象にしたモデルではなくなってしまったものの、ターゲットを絞ることでその存在に価値を見出すことができるのか、オデッセイの挑戦に注目が集まっています。
<終わり>
<写真:ホンダ、トヨタ>
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