【それどころじゃない】待ちぼうけ「ジムニー5ドア」が遅れ続ける理由と、後席がいろいろ違う件
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 61
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 61
ところで筆者は先日、インドネシアのモーターショーを視察に行きました。
現地では正規モデルとして日本製の3ドア(シエラ)とインド製の5ドアが併売されていて、スズキブースには並べて置いてあったので、せっかくの機会なので乗り比べてみたわけです。
すると意外なことが。なんと、5ドアでも後席のひざまわりスペースがあまり広くないのですよ。だって5ドアのホイールベースは3ドアに対して340mmも長いのにですよ。
だったら後席はさぞかし広いんだろうと期待するじゃないですか。なのに、あんまり広くないんです。3ドアに対して、こぶし1つ分くらいしか広くない。
>>ジムニー5ドアモデルと3ドアモデルの違いを写真でチェック
どうしてホイールベース延長分に比べると“わずか”しか後席足元が広がっていないのか?
理由はパッケージングにありました。5ドアのリヤシート取付位置は、3ドアに比べると後輪に対してけっこう前進しているんです。だから想像ほどは後席が広くはなっていない。
でもその分、ラゲッジスペースの奥行きが増して荷室容量が増えている。5ドアは3ドアに比べて、後席使用時でも荷物を積める量が増えているということ。そこも、3ドア対するアドバンテージというわけです。
ちなみにシートの作りは3ドアと5ドアでは別物。5ドアのほうが快適なつくりでした。
いっぽうで、畳むと完全に荷室床がフラットになる3ドア(まるで2シーターのバンのよう!)とは違って、5ドアはフラットにはならない設計。
それも「格納性重視の後席とした3ドア」と「座り心地重視の5ドア」で作り分けているというわけですね。
>>【悲報】世界各地で発売済み「ジムニー5ドア」の日本発売が2026年に遅れるかもしれない理由
【スズキ ジムニー】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら
>ユーザーレビューはこちら
(終わり)
<写真:スズキ、トヨタ、メルセデスベンツ>
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
4速MTのみ! 三菱に斬新「1人乗りモデル」あった! 600キロ切り「軽量3ドア」×超割り切り「運転席のみ仕様」が凄い! 1年で消えた伝説の「おひとりさま専用車」とは
日産「コンパクトミニバン」なぜ存在しない? “5ナンバーサイズ”の「シエンタ」「フリード」めちゃ売れてるのに… 「ちょうど良い小型モデル」ラインナップしない理由は?
全長3.7mで「7人乗れる」! トヨタ「シエンタ」より小さい「国産3列ミニバン」が凄い! ほぼ「軽サイズ」で“街乗り最強”の「超小型モデル」とは!
トヨタ「“4人乗り”軽トラ!?」登場! 格納「2階建て構造」で”広すぎ空間“実現!? 「対面座席」&テラス席もあるMYSミスティック「ミニポップビー」お台場で実車展示
デュアリスはなんでヤリスクロスになれなかったのか
スズキ「最上級SUV」公開! 全長4.3m級ボディ&約340万円で反響多数! 豪華な内装に「カッコいい」の声も! 「グランドビターラ」インドネシアで実車展示に“熱視線”集まる
スズキ「本格“3列”SUV」がスゴイ! 2.7リッター「V6」×ラダーフレーム採用! 全長4.6m超えでちょっとビッグな「グランドエスクード」とは
トヨタ「“8人乗り”ミニバン」発表に反響多数! スポーティな「エスティマ後継機」に「欲しい」の声! 「アルファード」よりデカイし“掃除機と冷蔵庫”もついてる「シエナ」加国に登場で話題に
シトロエン ベルランゴ/ベルランゴ ロング【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
ヴェゼル似の男前セダンいいじゃん! その名も[アメイズ]日本発売熱望! 全長3.9mのコンパクトセダンが激アツ!
スズキ新型660cc「5速MT車」発売に反響多数! マルチユースなコンパクトバン「エブリイ」登場! パキスタンの仕様や価格差に驚きの声
なぜ「“背の低い”ミニバン」不人気になった? 「ウィッシュ」「ストリーム」はめちゃ売れたのに… 今では「超苦戦中」! スタイリッシュな「低高ミニバン」消えた理由は
「ID.バズ」のキャンピングカーが延期された納得の理由。朗報はエンジン車「T7」ベースの新型発売
「アウトバックはそうなっちゃうの?」日本は売らない新型がワゴンを捨てベタなSUVになる説は本当か
「セレナが上半期ミニバンで販売1位」のカラクリと、ミニバンの人気を決定するポイントとは?
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
オシャレでお値打ち! 来春日本発売の「インスター」はどんな車? 現時点では苦戦必至…勝算は?
レクサスの悩みは頂点「L」を冠した高額モデル4台の売れ行き低迷。期待の新型車はいつ発売?
こっちがクール? 「ID.バズ」の“廉価モデル”はドレスアップも似合うゴツさ全開デザインだった
スペックも価格も「ランクル250」とガチ勝負!? ホンダ最強オフ性能の新型「パスポート」がかなり本気
スズキが印で公開の新型「ディザイア」ってどんな車?累計270万台以上の大ヒット、124万円~と激安
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!