コンチネンタルGTC V8 完璧に乗りこなせるか
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
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ベントレー・コンチネンタルを前にすると「高級車」という言葉が陳腐なものに思えてくる。そこから伝わってくるのは周囲の空気感を凜としたものに変えてしまうほどの圧倒的な存在感と貫禄。こいつと並んだらメルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズ、アウディA8ですら庶民的なクルマに思えてくる。ましてやオープンモデルのGTCともなれば、華やかな雰囲気がよりいっそう増すわけで。
価格は2360万円。今回の試乗車は4LV8ターボということで6LW12ターボモデルより280万円ほどお安い。が、一台のクルマにオプション含めて2500万円以上支払える人にとって、280万円の差額などたいした問題ではないだろう。そもそもベントレーは「280万円安いから買う」なんてブランドではない。たとえV8だろうと新車でベントレーをポーンと買う人のほとんどは価格以外の部分に惹かれて購入に至るはずである。
ではなぜベントレーはV8を出してきたのか。答えははっきりしている。価格を抑えるためではなく、CO2排出量削減の削減が狙いだ。6LW12ターボに対する4LV8ターボの燃費=CO2排出量はおよそ40%減と大幅だ。とはいえこれを「地球環境にとって大きな貢献である!!」などと考えるのは早計だろう。ここ数年で劇的に増えてなお年間生産1万台レベル。そんなベントレーがたとえ燃費を40%改善しようが、あるいは40%改悪しようが、自動車保有台数10億台という地球規模の課題には毛ほどの影響も及ぼさない。
ならばなぜベントレーはあえてエンジンのダウンサイジングを図ってきたのだろう?
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