北米で販売好調! 年内導入の新型アコードはどんなクルマ? 価格はどうなる?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:本田技研工業株式会社 67
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:本田技研工業株式会社 67
近年ではSUVやミニバンに押されているセダンですが、久しぶりに「大物」が登場するようです。
2022年10月、ホンダは11代目となる「アコード」を世界初公開しました。その後、北米や中国などで販売が開始されましたが、2023年後半を目処に日本にも導入することが明らかとなっています。
先代モデルである10代目アコードは2023年1月をもって国内販売を終了しているため、およそ1年のブランクを経てフルモデルチェンジが果たされることになります。
ミドルクラスのセダンおよびハッチバックとして1976年に登場したアコードは、低公害エンジンとして知られる「CVCCエンジン」が高く評価され、特に北米市場では発売当初より爆発的な人気を誇りました。
その後、1982年には日本車として初めてアメリカでの現地生産を開始するなど、北米市場を強く意識したモデルとして進化してきました。
実際、歴代アコードの多くが日本よりも先に北米市場で販売を開始しているほか、パワートレインやボディサイズも北米市場のニーズが色濃く反映されています。また、一部モデルはイギリスや中国などでの生産も行われていました。
9代目アコードからはすべてが海外生産となり、日本で販売されるアコードはタイのアユタヤ工場からの「輸入車」となりました。
こうした背景から、アコードは日本車でありながらどこかグローバルな雰囲気を漂わせるモデルとして、日本のユーザーにも根強い人気を誇ってきました。
その一方で、10代目アコードの国内販売はわずか3年足らずで終わるなど、日本市場での位置付けがあいまいなモデルでもありました。
では新型アコードは、いったいどのようなモデルになるのでしょうか?
現時点で日本仕様に関する公式情報は明らかにされていません。ただ、基本的なスペックはすでに発売されている北米仕様をほぼ踏襲すると見られています。
北米仕様の新型アコードは、全長4970mm×全幅1862mm×全高1450mmという堂々たるボディに伸びやかなクーペスタイルのエクステリアが組み合わされたスポーティセダンという印象の強いモデルです。
インテリアもスポーティなイメージが強調されている一方、クラストップレベルのゆとりのある室内空間を持つなど、上級セダンとしての側面も兼ね備えています。
また、ハイブリッド車にはホンダ史上最大とされる12.3インチのタッチスクリーンが備わるほか、最上級グレードには「Google Built-in(グーグル ビルトイン)」と呼ばれる最新の車載向けコネクテッドサービスが搭載されているなど、インフォテイメントシステムも大きく強化されています。
北米仕様の新型アコードのパワートレインには、新開発の2.0Lハイブリッドと1.5Lのターボエンジンが設定されています。ただ、9代目以降のアコードは国内ではハイブリッド専用車となっているため、新型アコードの日本仕様も2.0Lハイブリッドのみとなる可能性が高そうです。
そのほか、新たに視野角90度のカメラと視野角120度の広角レーダーを採用し、クルマやバイク、白線や縁石などの道路境界線および道路標識などへの認識能力を高めた最新の「ホンダセンシング」が搭載されています。
また、アコードでは初搭載となる「トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)」も追加されています。
>>ホンダ、新型アコードを北米で発表。新型2.0Lハイブリッド搭載、日本でも23年以降に販売予定
北米市場では累計1400万台以上もの販売台数を記録しているアコードは、ホンダの屋台骨を支える最重要モデルのひとつです。歴代アコードを見てもその作り込みはダテではなく、新型アコードもクルマとしての仕上がりは十分以上のものを持っていることは間違いないでしょう。
ただ、新型アコードもタイのアユタヤ工場からの輸入車となり、昨今の円安や物価高騰などを考えると、買いやすいモデルとはならないかもしれません。
アメリカにおける新型アコード(ハイブリッド車)の価格は3万1345ドル~3万7340ドル(約450万円~540万円)となっていますが、少なくともこれを下回る可能性は低いと見られます。
それでも、現在では珍しくなった日本メーカーの上級セダンという意味では、一見する価値のあるモデルです。
北米では2ヶ月連続で1万台以上を売り上げ、上々の評価を得るなどその性能は折り紙付きであるため、価格と装備のバランスや納期などが主な検討ポイントとなりそうです。
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