速報・新型911GTSクーペ、カレラ＆カレラ4試乗

速報・新型911GTSクーペ、カレラ＆カレラ4試乗

先代GTSより30psパワーアップ [2/5]

「グランツーリスモスポーツ」の頭文字が与えられた新しい911カレラGTSは、自然吸気エンジンを搭載した、一般道向けのスポーティ・バージョンである。つまりカレラSとGT3の間に位置づけられ、デイリーユースも考慮した作りとなっている。それだけに2010年に登場した先代911カレラGTSは大きな人気を博し、約2年間でおよそ6200台が顧客の手に渡っている。

今回登場した新型は、クーペとカブリオレに、それぞれ後輪駆動と4WDが用意される。搭載エンジンは全て最高出力430ps（316kW）/7500rpm、最大トルク440Nm/5750rpmの、自然吸気3.8リッター水平対向6気筒だ。カレラSより30psパワフルなこのエンジンは、先代モデルに対しても30psのパワーアップを果たしている。なお、トランスミッションは7速MTと7速PDKが用意されるが、日本仕様は7速PDKのみとなる。