欧州で人気の小粋なイタリアン、フィアット「ドブロ」が日本上陸! 輸入ミニバンは激戦に
掲載 carview! 文:編集部/写真:Stellantisジャパン 20
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ステランティスは5月11日、フィアット「ドブロ」の販売を開始した。価格は399万円から。
ドブロはフィアットが新たに日本で販売するミニバンで、初代は2000年に登場。欧州では小型商用車として人気を博し、2006年には「インターナショナル・バン・オブ・ザ イヤー」を獲得するなど、ヨーロッパではメジャーな存在となっている。
昨年6月には3代目となる現行モデルが欧州で発表され、同じステランティスグループに属するシトロエン「ベルランゴ」をベースとしたOEMモデルへと切り替わった。
日本に導入されるドブロは、5人乗りのドブロと7人乗りのドブロ・マキシが設定され、パワートレインは、最高出力130psを発生する1.5Lディーゼルターボエンジンを搭載。燃費は18.1km/L(WLTCモード)となっている。
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基本スタイルはベルランゴと共通ながら、フロントフェイスはフィアットブランドらしい丸みを帯びた造形に、ブラックで各部をコーディネートすることで精悍で力強い個性を演出。ルーフレールは標準装備となるほか、リアゲートはガラスのみを開けてラゲッジにアクセスすることができる実用性も兼ね備える。
インテリアはブラックでコーディネートされ、8インチタッチスクリーンやレザーステアリングホイールを装備するほか、3座独立のリアシートは、長距離のドライブでも疲れにくい設計となっているという。
さらにドブロ・マキシに設定される3列目の2座独立シートは、130mmのスライド幅に加え脱着も可能となっており、様々なシーンに合わせて多様なシートアレンジが可能になる。
姉妹車となるベルランゴやプジョー「リフター」だけでなく、新型ルノー「カングー」といった欧州のオシャレ系ミニバンが続々と登場する中、ドブロがどれだけ支持を獲得できるか注目だ。
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