ミニバン好調で2016年は好スタート【ボディタイプ別売れ筋】
掲載 更新 carview!
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ハッチバック市場は、全体で7万5700台。新型プリウスの登場以降にざっくり1万台以上は増加したが、それでも1年前の8万5946台に比べると約1万台少ない。これは前年のこの時期に、「トヨタ アクア」がマイナーチェンジ直後で2万台近くに達していたことや、ライバルである「ホンダ フィット」や「日産 ノート」も販売台数が多く、市場が活況を呈していたため。結果、39.2%の市場シェア(軽を除く)は、前年から5ポイントダウンとなる。
1月の首位はプリウスで、ボディタイプ別でもアクアを抜いてトップに立った。登録台数は12月から5000台以上増え、1万8800台に。販売が絶好調のため受注に対し納車が追いついておらず、メーカーによれば納車が7-8ヶ月待ちのグレードもあるとのこと。続いて2位はアクア。1万2720台の登録台数は、通常であれば首位を狙えるレベル。プリウスとアクアだけで月販3万台を超えており、この部門では、トヨタのハイブリッド車の人気ぶりが鮮明だ。
3位はノート。前月比33%増の伸びを見せ、フィットを追い越した。4位フィットも販売台数は7000台を超えており、登録乗用車全体のトップ5に入るレベルだから、けっして悪くはなかった。また、前月7位だった「マツダ デミオ」は、12月に実施されたパワートレインやシャシーの改良により、前月から登録台数を3倍以上に伸ばして、5位に順位を上げている。全体にハッチバック市場は活況を取り戻しつつある。
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