新型パサート/パサートヴァリアント速攻試乗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
日本で販売されているフォルクスワーゲンのセダン/ワゴンのなかでもっとも大きなボディサイズをもつのがパサートだ。けれど僕はこれまでパサートに“フラッグシップ”という表現を使うのをあえて避けてきた。というのも、弟分のゴルフと比べて歴代パサートが圧倒的に上質だったかというと、決してそんなことはなかったからだ。
ボディサイズはたしかに大きいし、木目パネルやフロントグリルの面積もゴルフ以上。なおかつエンジン面でも贅沢をしていて、主力はあくまで4気筒だがV6も普通に積んでいたし、先々代ではW8というユニークな8気筒モデルも用意していた。つまり、VWは躍起になってパサートをゴルフより格上のプレミアムで立派なモデルとしてアピールしようとしてきたということだ。
そんな努力を認めつつも、僕としてはやはり「ゴルフの上級モデル」ではなく、「ゴルフでは小さすぎると思う人のためのクルマ」というイメージを捨てきれなかった。なぜなら、パサートのプレミアム性は大きなボディやエンジン、木目パネルの面積といった表面的な部分に依存していたからだ。
それに追い打ちをかけたのが現行ゴルフである。クラスを超えた本物感をもつゴルフVIによって、乗り味、走り味の面で明らかな逆転現象が起きていたのだ。もっとも、それはパサートがダメなのではなく、ゴルフがあまりにもよすぎたからなのだが…。
そんな状況のなか登場した新型パサートは、果たしてどんなクルマに仕上がっていたのか。驚いたことに、たった10メートル走っただけで弟分を上回るポテンシャルを秘めていることを体感できたのである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【中国】ホンダ「新型フィット」まもなく登場! 全長4.2m級ボディに精悍「2段ライト」×大口“台形グリル”採用!? デザイン一新した「ビッグマイナーチェンジ」を実施か
クルマ好きのいう「サスが抜ける」ってなに? じつは消耗品のサスペンションの仕組み
多面体カットの風防が生み出す不思議なきらめき――懐かしい? 新しい? タイメックスの復刻モデルが個性的!
開催時期変更のもてぎで阪口晴南が最速発進、太田、野尻が続く。Jujuが終盤コースオフ/第3・4戦FP1
「eアウトバックへの伏線か?」スバルの新型電動SUV『トレイルシーカー』発表に、日本発売へ期待の声
日本一売れているクルマが細部にこだわったちょい進化版になった! ホンダN-BOXが一部改良を実施してバカ売れ間違いなし
リアム・ローソン、レッドブルから降格後も自信喪失はしていない? 「正直いつも通りだ」
ジョナサン・アンダーソンのディオール、6月27日に早くもデビューコレクションを発表
【アメリカ】スバル「新型SUV」世界初公開! メーカー初「巨大ディスプレイ」&新“4WD技術”採用! 斬新「ツルツル顔」ד一文字ライト”が目を惹く「トレイルシーカー」26年発売へ!
アイルトン・セナの初優勝から40年。伝説が生まれた地ポルトガルのサッカーチームが試合でトリビュート
阪口晴南がトップタイム。太田格之進、野尻智紀が続く|スーパーフォーミュラ第3戦・第4戦もてぎFP1
フェルスタッペン、レッドブル移籍の噂を否定「結果は不満だけど、チームには満足。一緒に改善していきたい」
“クラウンのSUV化”は本当に成功だったのか? 「エステート」の売れ行きと“前年割れ”の理由
【オーナーの評価】人気SUV「カローラクロス」は燃費と走りの満足度高め。気になるところは?
「アルファード」は「残価ローン」がないと売れなくなる? 法人が「現金一括」を好む意外な理由も
【大谷翔平選手のCMでも話題】オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」は「ロードスター」にも“アリ”な選択だった
【クラウン顔を採用?】次期「カローラ」は新エンジンでかなりスポーティ。PHEVも設定し26年以降登場か
【街の遊撃手】路面が悪いとジャジャ馬になる? 巨匠がデザインした2代目いすゞ「ジェミニ」は愛すべきFF車だった
待望の“安っぽくない”ステップワゴン「エアーEX」5月登場。330万円までなら“買い”な理由
日産、売るクルマがない問題…いや、あるぞ! 大型SUV「パトロール」導入のウワサ。国内生産&関税対策で一石二鳥
新型「フォレスター」公開に大反響。デザイン好評&ストロングHVに期待も…旧オーナーから不評な点とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!