トヨタ・グランエースは12月発売で600万円超。アルファードを超える豪華ミニバンという理解は間違い
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車 12
掲載 更新 carview! 写真:トヨタ自動車 12
モーターショーでもトヨタ車体のブースに展示されて人気を集めたトヨタの大型ミニバン「グランエース」が12月16日に発売されます。価格は3列6人乗りの「プレミアム」が650万円、4列8人乗りの「G」が620万円。全長5.3×全幅1.97mの超大型ミニバンとあって、「アルファード」の頂点モデルである「エグゼクティブラウンジ」に匹敵する価格設定となりました。
駆動方式はどちらもFRで、尿素SCRを使う2.8Lディーゼルターボに6速ATを組み合わせます。WLTCモード燃費は10.0km/L。高級ミニバンらしく、標準で装備される先進アシスト機能のTSS(トヨタセーフティセンス)には、アダプティブクルコンやオートマチックハイビーム、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックブレーキが含まれています。
シート配列は3列版のプレミアムが2列目と3列目の両方に電動リクライニングや電動オットマンも付くエグゼクティブパワーシートを装備。4列版のGは2列目がエグゼクティブパワーシートで、3列目が手動キャプテンシート、4列目が6:4分割チップアップシートとなっています。
また、インテリアは黒系のトリムで、シートはプレミアムがアイボリー系、Gが黒系。要所に木目やメッキを配した重厚でゴージャスなデザインとなっています。
主なニーズとしては、3列目にも豪華なシートが欲しいというVIP向けのリムジンや、8名乗車可能かつプレミアムなホテルや宿の送迎車でしょうか。セミボンネットのワゴンボディ構成や、快適性では不利なリジッド式リヤサスペンション、内外装のデザインなどに、パーソナルカーとしての新しさは特にありません。アルファードの上位モデルとしての快適性や先進性を備えた次世代ミニバンの登場、ではなく、あくまでビジネス市場狙いの手堅い1台と言えそうです。
とはいえ、アルファードでも豪華さが足りないというハイソなファミリーは世界的にも増殖中なはず。トヨタが手掛けた次世代ミニバンの名にふさわしいニューモデルにも期待したいところです。
次のページ>>スペック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデス・ベンツGLE&GLSに、Night Edition登場!──GQ新着カー
新しい日産アルティマ登場へ──GQ新着カー
77周年を記念し、新旧ロータスがサーキットでお祝い
レッドバロン、外為法違反で警告 ロシアにバイク輸出 経産相の承認受けず
新型「“6速MT”コンパクトカー」公開に反響殺到! “軽”並みのサイズに「小さいエンジン&MTはイイ」の声も! “観音開き”ドアもあるフィアット「500ハイブリッド」伊国で登場が話題に
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストの初日はTOM’Sから参加の卜部和久がトップタイム
ミスヒットしても飛距離をキープできる秘密は? “スイングの常識”を塗り替えるPXGの新メタルウッド「ライトニング」シリーズは何がスゴい?
午後の眠気の正体とは? 昼食後の睡魔を追い払うコツを専門家に訊く
ラジアル=表面パターンではなく、一番下の層を指すって知ってた!? バイクのタイヤの種類「ラジアルタイヤ」とは?
一目惚れ注意! 今見ても異端で目を惹く“特別なドゥカティ”がオークションで落札 銀と赤のボディが魅力的な2002年式「MH900e」の現在の価値とは
トヨタ斬新「ちいさなクラウン!?」 全長4.2mボディに「豪華内装」採用! 「大排気量V6」エンジン搭載&専用装備もり沢山! 高級感マシマシな爆速ハッチバック「ブレイドマスター」って?
三菱『トライトン』を手軽にUSスタイルに変身! IPFが専用「LEDグリルマーカー」発売
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤー3位獲得の実力派…「クラウンエステート」オーナーのリアル評価は?
【ついに実車が一般公開】新型「GR GT/GR GT3」が「東京オートサロン2026」に登場! モリゾウ登壇&V8ターボの“フラッグシップ”がデモランへ
【ダイハツが本気で遊んできた】「東京オートサロン2026」に“5台の特濃カスタム”登場。デコトラ風の軽トラから“超ドデカグリル”「タント」まで
【朗報】BMW次世代「3シリーズ」はガソリンも継続! BEV版「i3」とは“プラットフォームから別物”…2台の新デザインを完全比較
「センチュリー(セダン)」改良で「エレクトロマルチビジョン」廃止に惜しむ声。ユーザーが考える“ナビ画面が小さい理由”とは
【ニスモがロードカー倍増へ】レース“実戦プロト”の市販化プロセス導入と海外展開強化で新車種ラッシュ到来か。日産が次のニスモ戦略を発表
【“ミニバン大国”日本と世界のギャップ】日産新型「エルグランド」、海外ではどう見られたの? 現地メディアの“温度差”が興味深い
【誤解だらけの“軽アメリカ解禁”】トランプ発言の真意は“輸入OK”ではなく“現地生産が条件”…その裏にあるディールとは
「シビックのくせに高い」は本当か? “新車価格400万円時代”と日本人の給料を冷静に見比べて見えてきた残酷な現実
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!