フォレスター雪上試乗 公道で普通に乗ってわかる性能と気になるところ
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:SUBARU 1
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:SUBARU 1
今回は雪国で一般の方が普段の生活で使っているようにフォレスターを走らせたが、どちらのモデルにも共通しているのはそこに安心を感じさせる感触が明確にあることだった。数々の機能がさりげなく盛り込まれることや、メカニズムの成り立ちや作動からその感覚は生まれるのだろう。実際にフォレスターはドライ路面で試乗すると、例えばSIドライブのIモードなどでは、エンジンの反応なども穏やかなので、印象としてやや眠い感じを覚えることもある。が、そうした特性もタフな環境で試すと安心して身をまかせられるものになる。
また同時にこうした環境では、日本で一番売れているブリヂストンのブリザックVRX2というスタッドレスタイヤと組み合わせることで、雪国では無敵と感じるほどのタフな走りを披露してくれた。
今回の試乗コースは刻々と状況が変わりハードだった。最も厳しかったのは途中凍結もある長い下りの緩やかなワインディング。カーブで時たま滑ってしまい、時折吹く風でホワイトアウトしてしまう。そういった状況下でも、フォレスターの逞しさや信頼を感じた。スバルのクルマはモデルによって様々なAWDシステムを積むが、フォレスターに搭載されるのは最も多くのスバル車が用いるアクティブトルクスプリットAWDというシステム。日産エクストレイルやマツダCX-5などのライバルたちが採用するFFベースのオンデマンドの4WDと比べると高い信頼がおけるのが特徴だ。
刻々と路面状況が変化するようなシーンでは、オンデマンド4WDだと時として対応が遅れることもあるが、スバルのAWDは常時全輪駆動を基本に、状況に応じて駆動力配分を可変する。往復でハードな雪道を含む約200kmというルートにおいて、常にリラックスして運転ができ、状況によっては走り自体を楽しめるようなシーンをもたらしてくれたことも付け加えておきたい。結果として疲れは少なく、なおかつジワジワと染み入ってくるクルマの良さに、筆者は改めてこの感覚が「スバルらしさ」だろうと感じた。
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