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萩原秀輝×新型Z4、刺激とラグジュアリー!

刺激的な演出に気分が高揚

アクセルを踏み込みつつコーナーを脱出すると、試乗車となったsDrive35iはさらにドライバーを魅了する。エンジンは、パラレル・ツインターボと高精度ダイレクト・インジェクションを組み合わせた3リッターの直列6気筒エンジンを搭載。トランスミッションは、ダブルクラッチ式の7速DCT仕様だった。

とにかく、アクセル操作に対する応答性が正確で鋭い。それは、コーナリング中の微妙な操作でも感じていたことだが、ペダルを踏み込む量が大きくなったときの反応は、力強さの立ち上がりが凄まじいだけに刺激的だ。しかも、7000rpmに設定されたレブリミット直前、6800rpmあたりまで一気に吹けあがる。いや、レブリミットまで吹けあがっているのに、2速でフル加速するとタコメーターの針が追いつかないのかもしれない。実際に、3速でフル加速するとキッチリ7000rpmまで引っ張れる。なおかつ、吹けあがりが鋭いだけではなく高回転域では“クォーン”という感じの快音を響かせる。それがまた、刺激を増幅させるのだ。

7速DCTをマニュアルモードに切り替え、レブリミット直前で2速から3速へシフトアップ。すると、同時にエンジンが協調制御され“ババッ”という感じのゴキゲンな破裂音を響かせる。こうした演出は、他の同種のトランスミッションでは味わえない。シフト操作に対する応答性の素早さや段付き感のなさを狙っているだけではないわけだ。むしろ、破裂音とともにシフトアップ直後はあえてトルク変動を残してマニュアルモードらしい操作に対する反応の臨場感を高めている。それが走りのリズムを刻むことになり、シフト操作を繰り返すたびにアップテンポになってくる。シフトダウンの際も、レバーに振れた瞬間に“ヴォン”という歯切れのいい快音が響く。こうしたトルク変動や音の演出は、ダイナミック・ドライビング・コントロールを「スポーツ+」に切り替えるとより強調されるだけに、走りの気分は際限ないかのように高揚してくる。

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