3つのボディタイプをもつスズキ「スペーシア」 それぞれの個性的なデザインが魅力
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 66
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 66
現在販売されているスペーシア/スペーシア カスタム/スペーシア ギアのグレードラインアップは下記のとおりです。なお紙幅の都合上4WDモデルの記載は省略したことを、あらかじめお断りしておきます。
【スペーシア】
ハイブリッド X(152万4600円)
ハイブリッド G(138万500円)
ハイブリッド G ※スズキ セーフティ サポート非装着車(129万8000円)
【スペーシア カスタム】
ハイブリッド XS TURBO(183万5900円)
ハイブリッド XS(176万4400円)
ハイブリッド GS(164万8900円)
【スペーシア ギア】
ハイブリッド XZ TURBO(176万4400円)
ハイブリッド XZ(168万7400円)
購入時は、以上のなかから「標準モデルか、それともカスタムあるいはギアか?」ということを決めなければなりませんが、ここについては「デザインとたたずまいの好み」で決めるほかないでしょう。
ポップでやや可愛い雰囲気がお好きであれば標準モデルで、タフでワイルドな感じが好みならカスタム、今流行りのSUVっぽいテイストが好きならギアを――といった感じです。もちろん「ターボチャージャーが欲しいからカスタムまたはギア」という選び方もあるとは思います。
とはいえ、デザイン的な好みに応じて大まかな方向の選択が行われたと仮定して、それぞれのなかでの「おすすめグレード」を考えてみましょう。
標準モデルのスペーシアは、ハイブリッド Gのスズキ セーフティ サポート非装着車はさすがに今どき選ぶべきではないと思うので割愛して、中間のハイブリッド Gか上級のハイブリッド Xか? という選択になります。
両者ではさまざまな装備が異なっていますが、もっとも大きな違いは「後部ドアが(左右とも)ワンアクションパワースライドドアかどうか?」という点です。基本的には何かと充実しているハイブリッド Xがおすすめですが、「パワースライドドアなんてなくてもいいよ」と考える個人やご家族であれば、お手頃価格なハイブリッド Gを選ぶのも悪くありません。
スペーシア カスタムでは、最上級グードのハイブリッド XS ターボは文字どおりターボ付きで、ハイブリッド XSとハイブリッド GSの大きな違いは「後席の右側もワンアクションパワースライドドアかどうか?」という点。そして室内の温度を均等にさせる「スリムサーキュレーター」が付いているか? さらにステアリングホイールやシフトノブが本革巻きかウレタンか――といったあたりです。
本革巻きかウレタンかは割とどうでもいい問題ですが、その他の違いを考えると、この価格差であれば上級のハイブリッド XSを選ぶのが得策でしょう。さらターボチャージャーが欲しい場合は、当然ながらハイブリッド XS ターボを選ぶことになります。
スペーシア ギアにおいては、ハイブリッド XZ ターボとハイブリッド XZの違いは、ターボチャージャーの有無のほかには「パドルシフト付きかどうか?」「シフトノブが本革巻きか否か?」だけですので、ここはターボチャージャーが必要かどうかだけで決めてOKです。
活発に走れて気持ちいいのはハイブリッド XZ ターボですが、その分だけ燃費は少し劣ることになります(WLTCモード燃費で1.4km/L違います)。ここについては各自の価値観や普段の使い方に基づいて決めるほかありません。
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