AMG GT Rサーキット試乗。GT Sから370万円プラスはバーゲンプライスだ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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まずはスポーツ+モードを試す。パワートレインやシャシーはスポーティなセッティングだが、ESPはアクティブという状態だ。シートに身体が押しつけられる強烈な加速と、カーボン・セラミック・ブレーキによるこれまた強烈な減速に身体が慣れてくると、このスーパーカーが予想外に扱いやすいことに気づく。エンジンとブレーキは極めてコントローラブルで、ステアリング・ホイールからのインフォメーションも豊富であるため、すぐに積極的にドライビングが楽しめるようになるのだ。
ハイパワーの後輪駆動モデルであるため、神経質なハンドリングかと思いきや、100km/h以上でフロントと同位相に最大1.5度切れる、メルセデスAMG初のアクティブ・リアホイール・ステアリングを搭載していることもあり、極めて俊敏なハンドリングと高いスタビリティを両立している。限界も高く、車載のGセンサーでは、最大コーナリングGが1.3Gを超えていた。これは市販車としては相当に高い数字だ。
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