まさにパジェロとランエボの血統書付き! 帰ってきた「トライトン」の三菱純度が想像以上
掲載 更新 carview! 文:山本 晋也 11
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日本に導入されるボディタイプはダブルキャブと呼ばれる前後席ドアをもつモデルのみですが、基本的には荷台をもつピックアップトラック。商用車なので毎年車検となる1ナンバー車となる点には注意が必要ですが、乗用ライクなスタイリングが特徴です。
全長5.3mを超える堂々としたボディのおかげでキャビンも広く、十分にパーソナルユースに対応できるモデルに仕上がっています。
エンジンは2.4Lディーゼルで、トランスミッションは6速AT。ディーゼルエンジンには三菱の国内向けモデルとしては初採用となる2ステージターボチャージャーが備わり、幅広い領域で太いトルクを発揮。
駆動方式はピックアップトラックの定石とも言える、エンジンをフロントに縦置きするFRレイアウト。シフトレバー脇のダイヤルで2WD(FR)と4WDを簡単に切り替えることができ、このFR/4WDの切り替え機能には「スーパーセレクト4WD-II」という名前がつけられています。
この名称に見覚えがあるという三菱ファンは少なくないかもしれません。これは、一世を風靡した「三菱 パジェロ」の4WDシステムを正常進化させたもの。そのポイントはパートタイム4WDベースながら、センターデフにトルセンLSDを採用したフルタイム4WDモードをもっていることです。
街乗りで4WDモードを選んでも直結4WDのようなタイトターンブレーキング現象が起きず、スムースに走ることができるようになっているのは、パジェロ以来の伝統といえるでしょう。
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