【500kg台の軽も現実に?】スズキ「技術戦略2025」発表。軽量化とMHEV戦略を軸に“軽規格維持”を強調…BYD参入にも言及
掲載 carview! 文:編集部/写真:スズキ 19
掲載 carview! 文:編集部/写真:スズキ 19
スズキが最重要課題と位置づけるのが軽量化である。進化した「HEARTECT(ハーテクト)」を基盤に、二輪・四輪を横断する研究開発によって約80kgの軽量化に目処をつけた。
最終的には100kg軽量化の達成を掲げており、部品の一つひとつ、ボルト一本まで徹底的に見直す姿勢が示された。
加藤勝弘副社長は「最新技術を活用すれば、100kgを超えて120kg軽量化も視野に入る」と意欲を示した。NVH(騒音・振動・ハーシュネス)対策部品の最適化や不要な吸音材の削減といった工夫で、さらなる軽量化の可能性を探る考えだ。
内燃機関分野では、高速燃焼や高圧縮比化などの技術を磨くとともに、インドではバイオエタノール(E20)燃料対応車両や、バイオ自動車燃料プラントの建設にも取り組んでいる。
また、「スーパーエネチャージ」を活かした小型ハイブリッドシステム(48Vマイルドハイブリッド)の開発も進行中で、先行開発段階で目標性能を達成する見込みとされている。
加藤副社長は、48Vマイルドハイブリッドについて「出力は14〜20ps(10〜15kW)程度を想定しており、これは軽自動車の自主規制である64ps(47kW)の約3分の1を補える」と説明。「軽自動車にターゲットを合わせて開発を進めている」と述べた。
そのうえで、「2030年の日本市場ではハイブリッド8割、BEV2割を想定している」とし、全体の電動化率を57%と見込む考えを明らかにした。インド市場についてはBEV比率15%を想定しつつ、バイオエタノールやマイルドハイブリッドなど、多様な技術を組み合わせる“マルチパスウェイ”の戦略を強調した。
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