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A7スポーツバック登場 クワトロにも驚きの進化

FRのような素直なハンドリング

A7スポーツバックは走りも魅力的だ。最近のアウディ車は、FFベース4WDのデメリットともいえるフロントヘビー特性を、フロントタイヤをより前方に配置することで改善している。フロントオーバーハングが短くなる効果もあるが、真の狙いはフロント車軸に対してクルマの構成パーツのなかでもひときわ重いエンジンをできる限り後方に配置して、重量配分を最適化することだ。

A5から始まったこの設計コンセプトはA7にも取り入れられ、結果として走行安定性にも効く2915mmというロングホイルベース化を果たした。アウディが重量配分にシビアなことは、アイドルストップにも対応する12Vバッテリーをエンジンルームではなくトランクの床下に搭載してきたことからも見て取れる。

これらの効果も合わせ、A7スポーツバックには今までのアウディとはひと味違った走りの質感を感じる。端的に言うとそれは“素直な曲がり出し”だ。

他のアウディに違和感があるわけではないが、ライバルのFR勢と比べると、曲がり出しで4WD特有の強い直進力を打ち負かして曲がり出すような抵抗感がある。特にステアリングセンター周辺の微操舵域で感じるものだが、A7スポーツバックでは強く意識しない限り、感じられないレベルに押さえ込まれていた。

A7スポーツバックはどのようなハンドル操作のスピードや操作量に対してもFRのようにスムーズかつ素直に曲がり出し、気持ちよく走る。しかも、4WDの魅力である高速安定性や旋回中の安定感も兼ね備えているのだ。

個人的には高級車は前後タイヤに役割分担させるFRが有利と考えていたが、A7スポーツバックに乗って、それを改める必要性が出てきたと直感した。

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