コンチネンタルGT、新型V8モデル海外試乗
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
4リッターV8と言えば十分に大排気量、多気筒だが、それでも6リッターW12に較べれば、それぞれの3分の2に過ぎないとも言える。しかしながらスペックは、コンチネンタルGTの心臓への期待に十分に応えるものになっている。最高出力は507ps/6000rpm、最大トルクは660Nm/1700~5000rpmという、いずれも強力な数値を実現しているのである。
このエンジンは、ご存知の通りアウディとの共同開発によるもので、ほぼ同じユニットは新型S8などに使われている。但し、吸排気系とエンジンマネージメントシステムの違いによって、S8のスペックは最高出力527ps、最大トルク650Nmと、よりパワー志向に。8速ATのギアレシオはよりクロースになり、更にサウンドも迫力が強調されているといった具合だ。
注目のCO2排出量はGT V8で246g/kmを達成している。W12が395g/kmだから、ほぼ4割という驚異的な削減ぶりである。これはイコール燃費の向上であり、実際にGT V8の航続距離はフルタンクで800km以上に達するという。車名の通りの大陸横断にも適した、つまりはGTとしての性能も大きく向上しているのである。
興味深いことに、こうした最新エンジンを搭載しながらアイドリングストップシステムは搭載されていない。これがあれば都市部でのCO2削減は、より容易になるはず。しかしながら現時点ではコンチネンタルGTのユーザー層がそれを欲しているかどうかは微妙という判断により、取り敢えずは採用が見送られているのだ。
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