大改良でドイツ御三家に追いついた「レクサス IS」の一押しはFスポーツ。ターボとハイブリッドはどっちがおススメ?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 197
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 197
「レクサス IS」は、高級車ブランド「レクサス」が2005年8月から販売しているプレミアムスポーツセダン。現在販売されているのは、2013年5月といういささか昔にデビューした2代目のISですが、2020年11月に「フルモデルチェンジに匹敵する」というレベルのビッグマイナーチェンジが行われています。また直近では、2021年9月にIS350/IS300のブレーキフィール改良と、特別仕様車“F SPORT Mode Glitter”が設定されました。
ビッグマイナーチェンジを受けた最新型レクサスISのパワーユニットは、従来どおりの2.5L直4ターボと3.5L V6自然吸気、そして2.5L直4ハイブリッドの3種類。しかし2.5Lハイブリッドはアクセル開度に対するエンジンとモーターの駆動力制御が変更されており、2Lターボは、アクセル開度などから走行環境を判定し、より適切なギアを設定するアダプティブ制御が採用されています。
足まわりでは、コーナリング性能を高めるべく19インチタイヤが新たに採用され、ショックアブソーバーのオイル流路に非着座式バルブを設け、微小な動きに対しても減衰力を発生させる「スウィングバルブショックアブソーバー」も採用されています。
エクステリアデザインは、新開発された小型軽量ランプユニットによる薄型ヘッドランプに加えて、低く構えたグリルまわりなどによって重心の低さを表現。レクサスの象徴である「スピンドルグリル」も、立体的な多面体構造とすることで押し出し感が強調されました。なおボディサイズは全長4710mm×全幅1840mm×全高1435mmですので、マイナーチェンジ前と比べて30mm長く、30mm広く、5mm高くなっています。
運転支援システム「Lexus Safety System+」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により「プリクラッシュセーフティ」の対応領域が拡大。昼間の自転車運転者や夜間の歩行者に加えて、新たに交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に対面する横断歩行者の検知も可能になっています。また、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援や、低速時の事故予防をサポートする低速時加速抑制などの機能も追加されています。
ビッグマイナーチェンジ後のレクサスISは、レーダークルーズコントロール(※ACCのこと)やレーントレーシングアシスト(LTA)などの機能も強化されました。LTA作動時の白線認識技術にAIを活用することで、カーブの大きさに合わせてあらかじめ減速するようになり、さらには、半径の小さなカーブやトンネル内でも運転支援が途切れないようになっています。
主には以上のような改良が行われたレクサスIS最新世代の走りは、端的に言えば「非常に良好」です。
動力性能や足まわりのタッチなどは、後述するグレードによって異なりますが、そのシャシー性能は総じて「きわめて良好」であり、メルセデス・ベンツやBMWあたりの同クラスと比べても何ら遜色のない走りを、ドライバーは存分に味わうことができます。
次のページ>>デザインやブランド性ならドイツ御三家だが、上質な走りは負けていない
このページの画像:IS300
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
冬ボーナス、全業種平均初の100万円台、自動車・部品は97万2821円[新聞ウォッチ]]
キヤノンMJ、国内未展開の最先端半導体装置を一挙公開へ…SEMICON Japan 2025
日産「新スカイライン」発売前に注文殺到!? 400馬力超のV6ツインターボ×極太タイヤ搭載! 「GT-Rブルー」がめちゃ似合う“最後の限定車”「400R Limited」がスゴい!
MINIの再生ポリエステル92%使用のニット素材、SPE自動車賞2025の最優秀賞に
ブレーキペダルを完全固定!! 9900円の盗難防止ブレーキペダルロックが窃盗犯のやる気を潰す!
アウディF1、2026年のチーム名は「Audi Revolut F1 Team」に決定。1月20日にローンチイベント開催へ
「凄い迫力」中部空港に“ギネス持ち巨大な珍客”」飛来にSNS騒然 さらにまさかの並びに「とんでもない事になってる」
「世界初の超高級コンパクト電気SUV」を謳う新型ベントレー、車名は「Mayon」か「Barnato」?
スズキ、熊本県西原村と災害時の車両貸与協定を締結…軽商用車や電動車を無償貸与
「俺が停めたんじゃない!」バイクを勝手に移動されて駐禁切られた! 理不尽すぎる法律、弁護士さんどうなの?
四季を感じながら「何もしない贅沢」を味わう! 箱根・宮ノ下に佇む“暮らすように滞在”する心地よさとラグジュアリーさを両立した一棟貸し宿の魅力とは
ホンダ斬新「“3列6人乗り”ミニバン」凄い! 「画期的ドア」&“スケスケ”なボディ採用! フラットにもなる「広い車内空間」に“めちゃ薄シート”搭載! 背が低くて見た目もイイ「スカイデッキ」って?
【なぜスズキは作らない?】かつて存在した「ジムニーピックアップ」が商品化されない本当の理由。技術的ハードルと“ジムニーらしさ”の限界とは
【売れてない…?】「センチュリー」の販売台数が意外なところから発覚。購入時の「身辺調査」の実態とは
【本音レビュー】立駐OKのホンダ「ヴェゼル RS」は本当に“買い”か? 標準「Z」と乗り比べて判明した気になるポイントとは
次期「GR86」は本当に「スバル卒業・マツダ入り」なのか? エンジンは1.6Lか2.0Lか…予想登場次期は2026年11月
【いまさら聞けない】新車販売の半数以上を占める「ハイブリッド車」。“マイルド”と“ストロング”って何が違う?
【実際どうなの?】「カローラスポーツ」購入者の声…総合4.7点で走りは高評価も、「積載性」は今ひとつ? 新型登場にも期待
トヨタ次期「MR2」は「GR MR2」か「GR MR-S」か…相次ぐ商標出願で復活の噂が一気に加速
【実際どうなの?】新型「ルークス」購入者の声。「かどまる四角がかわいい」とデザイン高評価…それでもやっぱり高い?
【12月17日受注開始へ】新型「RAV4」は“日本向け3%”の超争奪戦か。先代人気を踏まえると転売ヤー参戦で“即完売”も避けられない?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!