新型「ルークス」は「N-BOX」「スペーシア」「タント」に勝てるのか？ 最強のライバル…それぞれの強みはコレ!

日産 ルークス

最後発となる「ルークス」の強みはコレ

そうした強力なライバルに対して日産の新型「ルークス」が持つ強みは何になるのでしょうか？　

まず、新型「ルークス」の大きな特徴は、「かどまる四角」と呼ぶデザインにあります。

ちょっと年配の筆者とすれば、2000年代初頭に大ヒットした日産の「キューブ」が思い出されます。当時と同様のヒットが期待されるルックスです。

さらに、「ルークス」の強みは、最後発らしくライバルを研究した対策が施されていることでしょう。

室内長と後席ニールーム、荷室最大長、後席スライドドアの開口幅、後席スライド量で、ライバルを抑えてクラストップを実現しているのです。ちなみに、ミドルグレード「X」の173万9100円は「N-BOX」のミドルグレードと同一価格になっています。

そうした上で、日産が得意とする先進運転支援機能が満載されているのも強みでしょう。

軽自動車初となる「インビジブルフードビュー」（車体下の様子を表示する）や車線変更時に斜め後方の他車との接触を防止するための「インテリジェント BSI（後側方衝突防止支援システム）」といった最新機能が採用されています。※いずれも一部グレードに標準、もしくはオプション設定。

また、「Googleマップ」や「Googleアシスタント」「Google Play」といったGoogleの機能もオプションで用意されています。

「かどまる四角」のデザインに、ライバルに負けない広く便利な室内、そしてライバルを凌駕する最新の運転支援機能類を備えたのが新型「ルークス」になります。日産の本気が感じられる内容です。どれだけ「ルークス」が頑張れるのかに注目です！

（終わり）

（写真：日産、ホンダ、スズキ、ダイハツ）