正式発表が待たれる、新型ロードスターの魅力を改めて考察する【後編】
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
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最後に4代目には幾つかの仕様があるが、今回一般道で試乗したモデルは、一般量産車ではなく先行量産車(一般とほぼ変わらないはずだが…)。その為かどうかは定かでないが、若干個体差があったので、ここでズバリどの仕様がお薦めなどは言いづらい。
とは言いながら参考で挙げるなら、まず素の「S」はクルマとの一体感が高いと言えるが、若干走行音やロードノイズが大きい。だからこそ、同乗者を乗せて会話も楽しみたいという方には、リアのスタビライザーが標準で装備される「スペシャルパッケージ」がお薦め。
そしてMTとATだが、気持ち良い旋回や楽しい走りをとことん求めるなら迷わずMT。重量の違い等が影響するのか、剛性感がMTの方が高く、動きがシャキッとしていたからだ。他にも得ている印象はあるのだが、個体差とも取れるので、歯がゆいが言えない。この状況を打開する為にも、早く一般量産車に触れさせて欲しい。
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