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来春登場する次期Aクラスは超ワイド画面やマッサージシートを装備する

現行型Aクラスは欧州のユーザー層を13歳も若返らせた

来年3月に開催されるジュネーブ・オートサロンで世界初公開が予定されている「メルセデス・ベンツ Aクラス」の「コンパクト・プレミアム・ワークショップ」が開催され、コクピットなどが初公開された。このイベントはシュツットガルト郊外にある小さなイベント・ホールで開催されたが、ちなみにこの施設はゴットリープ・ダイムラーの曾孫が経営している。

さて、プロダクト・マネージャー、ディルク・キールホルンによる冒頭のイントロダクションで、Aクラスは初代モデル「W168」の導入時から今年でちょうど20年目にあたり、これまでに555万台が生産されたと報告された。さらに3世代目、すなわち現行の「W176」はメルセデス・オーナーの若返りに大きく寄与しており、ヨーロッパにおける今日のAクラス・オーナーの平均年齢は2011年、すなわち旧Aクラス(背の高い「W169」)の販売時期に比べて13歳も若くなっている。また女性オーナーの割合も40%と非常に高い。

さらに2016年の中国市場においてはAクラス・オーナーの3人に1人が30歳以下という数字も発表された。メルセデス・オーナーの平均年齢はドイツ市場ではダントツに高齢で、先日ドイツの自動車専門紙「オートモビル・ウィーク」の報道によれば55.2歳であった。ただし様々な試みによって、年齢は若くなる傾向にある。ちなみにもっとも年寄りのメーカーはホンダでダントツの58歳、2位がトヨタで55.6歳となっている。

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