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ミニバンとSUVが好調キープ! 市場を牽引した人気モデルは? 【ボディタイプ別売れ筋】

ミニバンに次いで好調なのはSUV

8月は長期休暇があるため例年新車販売が落ち込む傾向にあるが、今年もその例に漏れず国内メーカーの新車販売台数は7月比で24.9%減少した。しかしながら縮小率は前年に比べ4.6ポイント少なく、この時期としては落ち込みが少なかったとの見方もできる。やや元気のないマーケットを引っ張ったのはミニバンだ。さっそく詳しい状況を見ていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

8月の日本メーカー乗用車(海外生産車含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて25万1753台で、前年比4.3%減、前月比で24.9%縮小した。去年は前年比9.7%減、前月比29.5%減だったから、2014年実績に比べると落ち込みは少ない。ボディタイプ別に見ると、去年に比べシェアがもっとも伸びたのはミニバンで5.7ポイント増。そのほかSUV(+2.0ポイント)とクーペ/オープンカー(+0.8ポイント)もシェアを伸ばした。ミニバン市場の拡大に大きく貢献したのは「トヨタ シエンタ」だ。

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