サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 夏ということで、まさかの山車(だし)を自動車ライターがインプレする

ここから本文です

夏ということで、まさかの山車(だし)を自動車ライターがインプレする

「本当の市街地」は今見えている地面の約12m下にある

今年の大町は不慣れな筆者がフロントセクションに参加していたため、体力不足と経験不足により、手アンダーならぬ「足腰アンダーステア」が出ていたかもしれない。面目ない。

そのようにして陸前高田の市街地を進む山車ではあるが、「本当の市街地」は、今見えている地面の約12m下にある。津波対策として「かさ上げ工事」が行われ、市街地に関してはそれが完成したため、町の人らが日々を過ごした「本当のふるさと」は、ここにはないのだ。消えてしまったのだ。

だがそんな感傷に浸っている暇はない。そして部外者である筆者が過度の感傷に浸るのは、逆に失礼というものだろう。とにかく押す。ただただ押して、曲げるのだ。このでっかいクルマを。

新しい市街地の街角で90度のターンを行う。これに関しては前述のとおり比較的ラクだ。とはいえそれなり以上の力を「むおおおおおおっ!」と出す必要はあり、約15mの舵棒が周囲の壁等に接触しないよう、山車が回頭を始めるポイントは慎重に決めねばならない。だがそのあたりは百戦錬磨である全体リーダーの判断に従うだけなので、力仕事担当の筆者としては気楽なものである。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン