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夏ということで、まさかの山車(だし)を自動車ライターがインプレする

車輪4つ、ラダーフレーム、ノーサス

山車のサイズは……遺憾ながら簡易測定をするのを失念してしまったのだが、約15mと思しき「舵棒」を除いた本体部分が全長5mぐらい、全幅2.7mぐらいといったところだろうか。車両重量はおそらく3~4tほどだと思われる。

フレーム構造は車で言うところの「ラダーフレーム」。はしご状に組み付けられた強固な角材の上に、これまた角材多数で組み上げられた「ボディ」が載っている。

車軸は前1本・後ろ1本の計2本で、車輪の数は4。町内の高台方面に本拠を置く祭組の山車は、厳しい高低差を克服するためか、ゴム製のタイヤを装着しているものもある。だが大町祭組の山車は土車(どぐるま)と呼ばれる昔ながらの木の車輪。そして当然ながら「ノーサス」だ。衝撃緩衝装置はいっさいない。

山車を動かすためのパワーユニットは、ボディ上層で演奏される、人々の魂を鼓舞する太鼓と笛の音である……というポエムな表現もできなくはないが、まあ実際には「人力」だ。子供や女性、あるいはボランティア団体などが大人数で引き綱(ロープ)を引くほか、舵棒の前後セクションに配備された男衆が単純に「押す」ことで、山車は前方へと推進する。

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