遂にターボ&4WS化された新型911カレラ&カレラSに同乗インプレ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
ワークショップはホッケンハイムのショートコースを使ったタクシードライブから始まった。バイザッハのテストドライバーの助手席に座る。タイヤのプレッシャーモニターを見るとフロント200kPa、リヤ220kPaと低いことに気がつく。朝一番の走行枠だったので、タイヤが冷えているのかと思ったが、ポルシェのドライバーは「乗り心地重視はこの空気圧でもOK」と言う。
自然吸気エンジンは回転とともにエンジン音が高まり、ドライバーの気持ちも高まる。一方、ターボは一定の音を維持するので、乗り味は大きく異なる。排気ガスでタービンを回すので、排気音もターボ独特のものとなるが、ターボはみな同じ音になりやすいので、自然吸気エンジン以上に音のチューニングが必要だろう。新型911カレラでは3種類のマフラー(カレラ用/カレラS用/OPのスポーツマフラー)を開発し、ターボエンジンの音の個性を作り込んできた。
助手席での印象だが、ターボっぽさは感じず、7000rpm以上までストレスなくエンジンが回っている。これは嬉しいことではないか。私が乗ったカレラのステアリングを握るテストドライバーはPSMをオフにしてドリフト走行も披露してくれた。ドライバーいわく、3000rpm前後のトルクが太くなったので、低い回転からドリフトできるとのこと。ターボでRRの二輪駆動はGT2しかなかったが、新型カレラ/カレラSが加わったのだ。
ピットに戻る最終ラップをゆっくりと走ってもらった。すると、911カレラとは思えないほど、静かでエンジンの振動も少ないことに気がついた。より高級感と快適性も増した新型911カレラは、やはり正常進化だったのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
シリーズ初のアメリカ車が登場!トミーテック、「シボレー・アストロ」を1/64ミニカー化!!【CARSMEETモデルカー倶楽部】
ホンダ新型「フリード」初公開! 全面刷新で「エア&クロスター」設定!? 5月10日から実車展示、どこで? まずは3県から
FIA初のCEOナタリー・ロビンが1年半で退任。幹部の離脱が続く
【本日発売!】 レクサス「LM」に6座仕様車"バージョンL”追加設定 安らぎと創造性を提供
アルピーヌ、水素エンジン搭載プロトタイプを公開。WEC水素クラス参戦の序章か……F1への技術転用の可能性も示唆
799ccの巨大スクランブラー!?「スヴァルトピレン801」がハスクバーナモータサイクルズから2024年8月発売
スズキ、大型二輪『Vストローム1050』のカラーリングを変更。5月17日から発売
スパで12kg増もフェラーリの優勢性は「変わらない」とトヨタ技術ボス。ポルシェを加えた接戦を予想
ホンダが新型『フリード』を先行公開。e:HEVを搭載し、個性際立つ2タイプを設定へ
パイクスピークのアウトドア用品が最大50%OFF!「大自然満喫セール!!」が開催中
トヨタの「伝統セダン」まさかのSUV化! 3つの新型「クラウン」登場! 一番人気はどのモデル?
レイアウト変更なしで二段ベッドが使える! 装備も充実のトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由
【くらべてみた!】人気沸騰中の本格オフローダー「ランクル250」と「ディフェンダー」 どちらがお好み?