ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 69
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ファミリーを中心に人気の高いミドルクラスミニバンですが、その選択肢は「トヨタ ノア/ヴォクシー」、「ホンダ ステップワゴン」、そして「日産 セレナ」の4モデルに限られているのが実情です。
そんななか、トヨタ車体は「クロスバンギア コンセプト」と呼ばれるミドルクラスミニバンのコンセプトモデルを東京オートサロン2024に出展しています。
単なるショーカーに見えなくもないこのコンセプトモデルですが、実際に発売される可能性が高いと言います。
ミニバンとSUVをかけ合わせたようなルックスが特徴のクロスバンギア コンセプトに対して、トヨタ車体は「多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人生を楽しむ次世代のキャブワゴン」と説明しています。
その言葉どおり、クロスバンギア コンセプトには既存のミニバンに求められる機能だけでなく、アクティブな趣味を持つユーザーにも適したいくつかの魅力的な機能を備えています。
たとえば、Bピラーレスによる大開口ドアです。
同様の機構は、「ダイハツ タント」などが備えていますが、ミドルクラスミニバンにおける採用例はなく、実現すればライバル差をつけるポイントとなりそうです。
また、独自のシートアレンジもクロスバンギア コンセプトの特徴のひとつです。
特に、助手席を回転することができたり、2列目シートをテーブル化したりできるという点は、既存のミドルクラスミニバンになかったものです。
もちろん、ランドクルーザーシリーズをほうふつとさせるエクステリアデザインや、ソファーのようなシートと大型のガラスルーフが織り成すリビングルームのようなインテリアも、クロスバンギア コンセプトの魅力です。
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