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「NR-A」をロードスターの決定版グレードに認定したい理由

ツルシに近い状態で乗りたい向きに

それにしてもタイヤ銘柄をアップグレードしただけで、これだけの走りを見せてくれるNR-Aはコストパフォーマンスも高い。完全ウェットの袖ヶ浦で示した強烈なグリップは71Rの恩恵も大きいだろうが、いずれにせよNR-Aは完全シャシーファスターのロードスターである。

NR-Aのフルオプション(?)ともいえる今回の取材車で、気づかされたことをもうひとつ。乗降性が殺人的に悪化(笑)するロールバーは、さすがに普段づかいにNR-Aを購入する向きにはまったくオススメしない。しかし、ブリッド社製のバケットスポーツシート(シートレール込みの部品代は1脚あたり14万円弱)は考慮に値する……というか、積極的にオススメしたい。

この専用スポーツシートは標準シートやRS用のレカロシートより明確にヒップポイントが下がり、さすが専用品だけにドラポジも感動的にドンピシャだ。そして、当たり前だがホールド性も飛躍的に向上する。ロードスターはもともと各部がギリギリのクリアランスでドラポジが設定されているために、RS用のレカロだと体形によって逆に窮屈になるケースもあるのだが、ブリッドのフルバケットなら体形を問わずに理想的なスポーツカーポジションが決まるはずである。

もっとも、ロードスターのようなクルマは購入後にじっくり仕上げていくのも楽しみのひとつなので、どのグレードにも存在価値はあるが、できるだけツルシに近い状態で乗りたい私としては、個人的にロードスターを買うなら「NR-A」で決まりだ。そこにブリッドの純正スポーツシートを少なくとも運転席に1脚は必須としたい。さらに、せっかくなので車内に吸気音を導入する“インダクションサウンドエンハンサー”もオプションで追加して気分を盛り上げたいとも思う。

そして、最後の迷いどころはボディカラーだろう。NR-Aはモータースポーツベース車両という位置づけだが、ロードスターに用意されるボディカラーの全色から自由に選べる。この点もまた、NR-Aをロードスターの決定版グレードに認定したい大きな理由のひとつだ。

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