北欧からの逆襲! ドイツを退屈と言い切った新生ボルボのデザイン戦略
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ 1
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実際、今回アンヴェールした新型40シリーズのコンセプト、「ボルボ コンセプト 40.1」(SUV)、「ボルボ コンセプト 40.2」(セダン)の2つのデザインが刺激的。フロントマスクこそ新世代ボルボらしい力強く、エレガントなものだけど、サイドやボンネットやリアの処理が全く違う! 確かにプレミアムでありつつも全然カジュアルです。なによりも単なるXC90の縮小版ではない。
まあ、本当のお楽しみは来年生産が始まる市販モデルだけど、とにかくこの名指し批判はかなーり大胆。なにしろトーマスさんは長年VWグループに在籍したデザイナーでかつてアドバンスドデザインやアウディやシュコダを担当。ドイツプレミアムの酸いも甘いも噛み分けてきたわけで、そんな実力者の発言だけに「狙いも狙った挑戦状」ではあるわけです。
実は今、ボルボだけでなく、ジャガーやマセラティやアルファロメオなどなど眠ってたプレミアムブランドがイッキにリボーン中。ドイツ御三家の牙城を突き崩そうと勢いを増している。実車のカッコよさと走りにもよるけど新世代ボルボ、台風の目になるかもしれませんよ。
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